【カンヌ国際映画祭】ついに開幕! 長澤まさみ、ニコール・キッドマンら豪華スター登場
第67回カンヌ国際映画祭が、5月14日(現地時間)に南仏・カンヌで開幕した。オープニング作品は、ニコール・キッドマンがハリウッド女優からモナコのプリンセスとなったグレース・ケリーを演じた『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。
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レッド・カーペットにはニコールを始め、レーニエ大公を演じたティム・ロス、監督のオリビエ・ダアンをはじめ、オドレイ・トトゥ、ジェーン・フォンダ、コン・リー、チャン・ツィイー、ブレイク・ライブリーらが登場。ジョン・ウー監督の最新作「THE CROSSING」のPRで初めてカンヌ入りした日本の長澤まさみも、黒いセクシーなドレス姿で登場した。
グレース・ケリーと、モナコのレーニエ大公が知り合ったのは、1955年のカンヌ映画祭。世紀の結婚ゆかりの場所だが、父・レーニエ大公が母・グレースに比べあまりよく描かれていないとして、息子であるアルベール大公らモナコのロイヤル・ファミリーは今回の上映を欠席した。これについてニコールは「とても残念です。映画を実際に観たら、彼らの両親のラブストーリーだと分かってもらえると思うのですが…」と答えた。
劇中では1962年、モナコとフランスの関係悪化と、夫婦間の危機に同時に瀕したグレースの苦悩が描かれる。グレースは女優復帰を考えつつも、家庭を選ぶ。
ニコールは「グレースと大公は深い愛で結ばれていたと思う。グレースの決断は私にはよく分かります。愛と仕事なら、私も迷わず愛を取ります。幸い、そんな決断に迫られたことはないですが。私の夫は、王子様ではないし。あ、でもカントリーの王子様だわね(笑)」と夫でカントリー歌手のキース・アーバンへの愛もチラリ。
「私はオスカーを獲ったとき、私生活では愛のない最悪な状態だったんです。だから愛以上に素晴らしいものなどないということは身に沁みています。もちろん、愛と仕事、両方とも最高なら嬉しいんですが(笑)」と、離婚の危機を報じられた夫婦生活の順調ぶりを見せつけた。
映画祭は25日(現地時間)まで。日本からはパルムドール(最高賞)を競う「コンペティション部門」に河瀬直美監督の『2つ目の窓』が選ばれている。審査員団は『ピアノ・レッスン』で女性監督で唯一パルムドールを獲得しているジェーン・カンピオン監督が委員長、ソフィア・コッポラ、ウィレム・デフォー、ガエル・ガルシア・ベルナルらがメンバーを務める。
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