瞬き厳禁! 新星キット・ハリントン、6パックの腹筋でグラディエーターに『ポンペイ』
『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソン監督が、最先端VFXでローマ帝国最大の悲劇といわれるヴェスヴィオ火山噴火を背景に若き男女の真実の愛を描く映画…
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時は西暦79年――。ローマ帝国に一族を虐殺されたケルト人騎馬族の生き残り、マイロ(キット・ハリントン)は、無敵のグラディエーターへと成長していた。ある日、マイロはポンペイの有力者の娘、カッシア(エミリー・ブラウニング)の馬を助けたことから、2人は身分の差を超えて恋に落ちる。カッシアはローマからやってきた上院議員コルヴス(キーファー・サザーランド)に、ポンペイの平和と引き換えに婚姻を迫られていた。だが、8月24日、ヴェスヴィオ火山はまさに大噴火を迎えようとしていた…。
本作で、ケルト人騎馬族の生き残りから奴隷となり、グラディエーターとしてポンペイに連れてこられる主人公・マイロを演じるのが、エミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞した大ヒットドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ役で脚光を浴びたキット・ハリントン。
本作が映画初主演となるキットは、世界的ブランド「ジミー・チュウ(JIMMY CHOO)」の2014年秋冬の広告キャンペーンモデルに起用され、つい先日も、第67回カンヌ国際映画祭にドリームワークス製作のアニメーション『ヒックとドラゴン』の続編を引っさげ、オスカー女優のケイト・ブランシェットらと出席したばかり。いま、ハリウッドが最も熱い視線を送る若手俳優のひとりだ。
劇中でグラディエーターと呼ばれる剣闘士役を演じたキットは、アンダーソン監督も認めた才能の持ち主。本作では役柄に見合った身体をつくり上げるため、過酷な食事制限とトレーニングを実施したという。
7割が食事制限、3割が体を鍛えるためのトレーニングというプログラムを実践したキットは、「セットで撮影していないときは、ジムでトレーニングだ。撮影が始まる前の8週間は、役に備えて体を鍛えていた。1日のスケジュールは、朝ジムで1時間トレーニング、それから、セットで撮影、昼食、ジムでトレーニング、またセットで撮影、1日の撮影が終わると、またジムに行く。だいたいそんな感じだった」と語る。
「それが週に6日、4か月間も続いたんだ。そんな生活は不自然きわまりないよね。肉体的にぐったり疲れるから、精神的にも疲れかねない。これが一番きつかったよ」と、壮絶な撮影漬けの日々をふり返った。
「ゲーム・オブ・スローンズ」出演でその名を知られるようになり、長期間の撮影には慣れていたものの、火砕流に埋もれたポンペイの街を巨大セットで再現した本作の撮影は、かなり精神的にもキツいものだったようだ。
しかし、努力の甲斐あって、映画の中で彼が見せる肉体美は、“芸術レベル”といっても過言ではないほど完璧に仕上がった。特にキット演じるマイロが初登場するシーンは、瞬き厳禁! 「本当はこれ、CGなんじゃないの?」と疑いたくなってしまうくらいの、グラディエーターのよろい姿から覗く6分割の腹直筋には目が釘付けになること間違いなし。上腕二頭筋も、まるで太ももかと見間違えるほどに鍛え上げられている。
無表情で雨に打たれながら無慈悲な戦いに挑むその姿は、まさに水も滴る筋肉男子。ポスト“オーランド・ブルーム”といわれているが、本作でキットは多くの女性たちの心をとらえることになりそうだ。
『ポンペイ』は6月7日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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