市原隼人、有村架純ら来場!「ショートショート フィルムフェスティバル2014」授賞式
米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2014」(以下:SSFF & ASIA)のアワードセレモニーが6月9日(月)、都内で行われ、「話題賞」を受賞した市原隼人…
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米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が、創立者として1999年に東京・原宿で誕生させたこの映画祭。今年も原宿を中心に、表参道、横浜で開催された。グランプリ受賞作品はアカデミー賞「短編部門」ノミネート選考対象作品となるため、国内外で注目を集めている。
そんな同映画祭で、初監督作品『Butterfly』が「話題賞」に輝いた市原さん。タイで撮影し、市原さん自身が主演も務めるアクション短編で「企画の段階から関わり、映画の素晴らしさを改めて感じることができたので、受賞は誇りであり、ありがたい」と感無量の面持ち。同時に「作品づくりを通して、たくさんの課題や反省もあったので、これを糧にお客様の心に届く作品をつくっていきたい」とさらなる監督業に意欲を見せた。
一方、『平穏な日々、奇蹟の陽』(榊原有佑監督)に主演し、ジャパン部門「ベストアクトレスアワード」を受賞した有村さんは、「このように評価していただき、本当に嬉しく思っています。いま、この場にいられるのは監督、スタッフのみなさんのおかげ。この気持ちを大切に、今後も精一杯頑張りたい」と決意を新たにしていた。
見事グランプリに輝いたのは、インドネシア製作の『ホールインワンを言わない女/A Lady Caddy Who Never Saw a Hole In One』(ヨセプ・アンギ・ノエン監督)。俳優の石坂浩二、北村龍平監督(『ルパン三世』)、小説家の湊かなえ(「告白」)ら錚々たる審査員に、名を連ねた女優の高梨臨は「ふだんは評価される立場なので、恐縮する気持ちもありましたが、審査は心から楽しみました。グランプリに輝いた作品は、圧倒的な存在感で、映画の未来を感じる作品だった」と感想を語っていた。
授賞式にはUULAと本映画祭がコラボを果たした「UULA×ShortShort特別製作プログラム」で製作された短編ラブストーリー『半分ノ世界』のメガホンをとった俳優の斎藤工、ネスレアミューズ映画祭製作の『あのときのFlavor…』に主演する芦名星らも駆けつけた。
<「SSFF&ASIA 2014」オフィシャルコンペティション受賞結果一覧>
・インターナショナル部門
『サイの行進 / Rhino Full Throttle』(ドイツ)
・アジアインターナショナル部門
『ホールインワンを言わない女 / A Lady Caddy Who Never Saw a Hole In One』(インドネシア)
・ジャパン部門
『一秒の奏でる世界 / An innocent beat』(日本)
・モエスターアワード
『二人の秘密/CHICAS DAY』(スペイン)
・CGアニメーション部門
『獣/Carn』(フランス)
・ミュージックSHORT部門シネマチック部門
『半パン魂 / Hanpan Spirit』(日本)
・ミュージックSHORT部門UULA部門
『めちゃくちゃなステップで / At a freewheeling step』(日本)
・話題賞
『Butterfly』(市原隼人監督/日本)
・グランプリ
『ホールインワンを言わない女 / A Lady Caddy Who Never Saw a Hole In One』(インドネシア)
《シネマカフェ編集部》
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