『渇き。』で映画デビューの小松菜奈、“先輩”中谷美紀に緊張「キレイ過ぎて」
中島哲也監督の最新作『渇き。』で映画デビューを飾った小松菜奈が6月28日(土)、都内での公開記念舞台挨拶に出席。所属事務所の先輩にあたる中谷美紀との共演を「すっごく緊張しました。
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TOHOシネマズ日本橋で行われた舞台挨拶には主演の役所広司、共演する小松菜奈、橋本愛、中谷美紀、中島哲也監督が登壇。中谷さんは「本当? 緊張しているようには見えなかった。私も9年前、こんな風に演技ができていれば」と小松さんの度胸を絶賛した。中谷さんが言う“9年前”とは、中島監督の『嫌われ松子の一生』に出演した当時のこと。
この日、中谷さんと“因縁”の中島監督は舞台上に並んで登壇し「監督の口ぐせは『クソ』だとか『ぶっ殺すぞ』とか…。でも実際にはシャイな方で、いい人。当時は私も未熟で歯向かったりしたが、いま思えば温かいご指導だった」(中谷さん)、「僕は中谷さん以外の女優さんには愛されている。中谷さんとは気が合わなかったから(笑)」(中島監督)といまやすっかり和解?
「第3回このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を基に映画化される本作。元刑事の父親・藤島昭和(役所さん)が、突如失踪した優等生の娘・加奈子(小松さん)の捜索に乗り出すが、娘の知られざる素顔に翻弄され、驚愕の事態に巻き込まれていくバイオレンスサスペンスだ。
まるで狂犬のような暴走父親を演じた役所さんは「こんなダメ男を演じるのは初めて。迷いはなかったですね。バイオレンスの向こうにあるドラマを感じていただければ」とアピール。
中島監督は「暴力的であり滑稽な藤島を演じられるのは、役所さんしかいない。好感度が下がって、CMが減りそうな役だが(オファーを)受けていただけなければ、映画は完成しなかった」と最大級の賛辞を贈った。
映画の中には、橋本さんが役所さんを蹴り上げるシーンもあり「蹴り方がうまい。ちょうどプロテクターの位置を外して蹴ってくるから(笑)」(役所さん)、「知らずにすみません…。でも私も役所さんに腕をつかまれ、アザができたので“おあいこ”です」(橋本さん)と秘話を明かしていた。
『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。本作は7月4日(金)まで高校生と大学生は1,000円で本作を鑑賞できる「学生1000円早割キャンペーン」を実施中。R15+指定作品のため、中学生以下は鑑賞できない。
《シネマカフェ編集部》
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