鈴木亮平、外国人記者を前に通訳いらずの“英語力”!
園子温監督最新作『TOKYO TRIBE』が8月7日(木)、外国人特派員協会にて海外の記者たちの前で上映され、園監督を始め、主演の鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名が会見に出席。鈴木さんは海外の記者の質問に流暢な英語で応じた。
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井上三太の人気漫画の映画化で、東京の各地域に根を張る“TRIBE(部族)”たちの抗争をラップミュージカルに仕立てた。
この原作のラップミュージカル化のプロセスやラッパーたちの起用について記者たちの質問は集中。園監督は「最初は漫画をベースにした普通のストーリードラマで、ジャンルで言えば青春映画だったけど、そのままでは面白くないと思い、本物のラッパーたちに来てもらってラップミュージカルにした」と説明。
さらに「(劇中の)新宿には現実に新宿のラッパーをという風に、彼らの設定を映画に生かした」と語る。ラップの歌詞に関しては「(ラップ)リリックを(キャストの)ラッパーに渡して、彼らがそれを解釈して作り直してもらった」とラッパーの創造性を取り込んでセリフにしていったと明かした。
鈴木さんとYOUNG DAISさんは流暢な英語で質問に答え、さらにそれを自ら日本語に訳すという通訳いらずの活躍を見せ、これには会場の記者たちからも拍手が。園監督との仕事について鈴木さんは「ずっとやりたいと思ってた」と明かし、「一番びっくりしたのは、俳優の質問に答えをくれないところ。監督自身が100%集中してて、話しかけづらい(笑)。こっちが考えてきたものを『ハイ、やって』という感じで、俳優と監督の無言のバトルがあり、そのスリルが楽しかった。勝手にシーンを追加してくるし、どんなことを言われても、要求されてもそこに応えていかなくてはいけなくて刺激的でした」とふり返る。
YOUNG DAISさんも「初めての映画であり、一生懸命打ち込むしかなかった。後半になって慣れてきて、こちらがアイディアを出すと園監督は『やってみよう』とチャンスをくれて、いろいろやらせてもらえて、幸せでした」と語る。そして、鈴木さんもYOUNG DAISさんも園さんを指さし、英語で「クレイジー・ガイ!」と語り、会場は笑いに包まれた。
清野さんは「オーディションを受ける前は怖い人だというウワサだったんですが、実際に行ってみて『おはようございます』と言ったら『おはようじゃねーんだよ。いま何時だと思ってんだ?』と言われて本当に怖かった!」と園監督の恐怖エピソードを暴露。
だが「現場に入ったら真逆で、私がアクションを失敗しても、『大丈夫?』とかすごくいいタイミングで声をかけて励ましてくださって印象がガラッと変わりました」と明かす。そして「いまでは“I love you!”」と語ると、園監督も「Thank you, me too!」と返し、会場は再び笑いに包まれた。
さらに清野さんは、園監督の“指令”でスカート姿にもかかわらず、外国人記者たちを前にバク転を披露! 記者席からは拍手が沸き起こった。
『TOKYO TRIBE』は8月30日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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