【予告編】同じ俳優で12年間“家族”を演じた…映画『6才のボクが、大人になるまで。』
『ビフォア』シリーズ3部作で知られるリチャード・リンクレイター監督最新作『6才のボクが、大人になるまで。』は、イーサン・ホークを始めとする主要キャスト4人が
映画
洋画ニュース
-
【あの人は今】『トンイ』でハン・ヒョジュを守り抜いたペ・スビンのその後
-
『ビフォア』シリーズ監督が12年間撮り続けた家族の物語、今秋公開へ
-
『アマチュア』公開&来日記念! ラミ・マレックを好きになる7つのこと

母(パトリシア・アークエット)と姉と暮らす、6才の少年・メイソン(エラー・コルトレーン)。多感な思春期に、引っ越し、別々に暮らす父(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験する。12年の時がさまざまな変化を生み出す中で、ビールの味もキスの味も、失恋の苦い味も覚えた。やがて将来の夢を見つけ、母の元から巣立っていく――。
第64回ベルリン国際映画祭で上映され、絶賛を浴びた本作。前代未聞となる、“同じ俳優で12年間の撮影”という恐ろしく手間のかかった撮影手法を実行し、実際の歳月をかけて少年の成長過程を瑞々しく映し出したリンクレイター監督は、見事に2度目の「銀熊賞(監督賞)」を受賞している。
あどけない6才の少年から、凛々しい青年へと成長するメイソンを演じたのは、新人エラー・コルトレーン。当初は監督の言われるままに役を演じていたそうだが、徐々に自分で意見を述べるようになり、次第に俳優としても成長していった。母親役のパトリシア・アークエット、父親役のイーサン・ホーク、姉役ローレライ・リンクレーター(監督の実娘)の、12年にわたる変遷も必見だ。
今回解禁となった映像には、彼らが歩み続けた12年間がギュッと詰まっている。幼いメイソンは、姉とふざけあったり、ちょっとエッチな雑誌を読んでみたり。しかしそんなかわいらしい少年だったメイソンも、環境の変化や、さまざまな経験を経て、やがて青年へと成長していく。
また、この映像で流れているのは、インディーズ・ロックバンド「Family of the Year」の「HERO」。本作では、音楽も重要な要素で、12年間の歳月の流れを彩るように、それぞれの時代を思い起こす代表的なヒット曲が聞けるのも楽しい。
『6才のボクが、大人になるまで。』は11月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
特集
関連記事
この記事の写真
/