元モー娘。高橋愛、「メンバーに会うと『ここが帰ってくる場所』と感じる」
元「モーニング娘。」リーダーの高橋愛の初主演映画『カラアゲUSA』が9月20日(土)に公開を迎え、高橋さんを始め、共演の海東健、プリンセス・アプラク、瀬木直貴監督が舞台挨拶に登壇した。
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から揚げの街として知られ、アルファベットで書くと「USA」と表記される大分県の宇佐市を舞台にした本作。から揚げ屋の娘でありながら、から揚げが食べられない女・彩音が5年ぶりにアメリカから故郷に戻ってくるが、彼女は黒人の少女・シャーリーを連れており…。
高橋さんは「初主演ということで緊張もあったけど、監督を始め、みなさんに支えられ、こんなに温かい作品に仕上がりました。宇佐の良さをみなさんに知っていただけたら」と挨拶。
この日、司会を務めた瀬木監督から「こんなふざけたタイトルの作品のオファーがあった時の気持ちは?」と尋ねられ「すごく嬉しかったですが『コメディですか?』と聞き返したのを覚えてます。地域活性化の物語と聞いて、台本を読んで彩音に励まされることも多かったです。彩音は思ったら行動し、失敗してもいいという子で、家族や支えてくれる人がいるところも素敵だと思いました」と語る。
瀬木監督は当初、本作の企画が持ち込まれたとき「から揚げが映画になるか! と思った(笑)」と明かすが、宇佐の人々との交流を広げていく中で作品作りを決意した。やはり、現地のから揚げに人一倍強い思いを抱いているようで「タレがポイントなんです! タレで肉の旨味を引き出し…」とから揚げのおいしさの秘密などについて熱弁をふるった。
プリンセスは高橋さんと現場で一緒に遊んだことが思い出に残っているようで、「愛ちゃんと一緒にじゃんけんしました」と恥ずかしそうに明かす。当の高橋さんは「じゃんけんしたっけ…?」とうろ覚えながらも「しょっちゅう、一緒に遊んでいましたね」とニッコリ。2人とも英語のセリフを練習しなくてはならず、高橋さんは「プリンセスに『彩音、英語ヘタクソ』と言われたのがショックで頑張りました!」とふり返った。
故郷が本作の大きなテーマだが、高橋さんは「私は『モーニング娘。』のメンバーに会うと『あぁ、ここが私の帰ってくる場所なんだな』と思います。故郷を大事にしようと思った映画でした」としみじみと語り、劇場は温かい拍手に包まれた。
『カラアゲUSA』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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