中谷美紀も「心地よく酔わされている」…『ぶどうのなみだ』に絶賛コメント続々
北海道を舞台にした『しあわせのパン』のスタッフが再結集し、大泉洋を主演に、今度は北海道・空知(そらち)地方の“ワイナリー”を舞台にして贈る映画『ぶどうのなみだ』…
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ついに10月4日(土)より北海道先行、翌11日(土)より全国にて公開となる本作に、三島有紀子監督の次回作『繕い裁つ人』で主演を務める中谷美紀を始め、料理家の栗原はるみ、パン好きなら知らない人はいないブーランジェ(パン職人)の志賀勝栄、雑誌などで活躍するモデルのKIKIといった、各界の著名人から絶賛のコメントが到着した。
父親が残した北海道・空知の葡萄の樹が立つ土地で、兄のアオ(大泉洋)はワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロク(染谷将太)は小麦を育てている。アオは“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄“ピノ・ノワール”の醸造に励んでいるが、なかなか理想のワインはできない。
そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、突然2人の目の前に現れた。エリカと名乗る不思議な輝きを放つ彼女(安藤裕子)は、アオとロクの静かな生活に新しい風を吹き込んでいく…。
本作の主演を務めるのは、映画・TVに大活躍、出演作が後を絶たない北海道出身の大泉さん。共演に、本作が本格的な演技初挑戦となるシンガーソングライターの安藤さん、そして『寄生獣』など、こちらもまた引く手あまたの若手実力派・染谷さんと注目のキャストが勢ぞろい。
前作『しあわせのパン』の同名小説も高く評価された三島監督は、今回もオリジナル脚本を書き下ろし、葡萄と小麦の成長をとらえることにもこだわりながら、オール北海道ロケを敢行した。
三島監督の次回作となる同名人気漫画の映画化『繕い裁つ人』で主演を務める中谷さんは、「人生を賭してぶどうを育む男と、根を張ることなく放浪する女の心が近づく頃、この映画に心地よく酔わされていることに気づきました」と、本作の世界観を絶賛。
また、ワインにも、食にも造詣の深い著名人たちも本作を存分に堪能した様子だ。
●栗原はるみ(料理家)
いい仲間がいれば人生は楽しい。
さみしい時にこそ、素直になって心を開ければ誰かが必ず力になってくれる。
私はあの仲間の一員になりたかった。きっと仲良くなっていたはずだから。
● KIKI(モデル/女優)
土の味はどんなだったろうか 風の香りはどんなだったろうか 空の色はどんなだったろうか
あの人の笑顔はどんなだったろうか 思い出すと同時になみだが零れそうな こころやさしくなる映画でした
●志賀勝栄(三宿「シニフィアン シニフィエ」シェフ)
ワインや料理を題材にした映像は職業柄記憶にしっかりと残っている。ぶどうのなみだも同じように自分の心にしっかり刻まれている。
●岡 昌治(一般社団法人日本ソムリエ協会 会長)
アオとロク兄弟の確執と絆、エリカや仲間が加わった愛情こもった人間模様。見終った後には、一服の清涼感を感じました。
ぶどうのなみだ。我々ソムリエはそれを「グットドール(黄金のしずく)」と呼んでいます。この作品は、とても素敵なひとしずくでした。
●鹿野 淳(「MUSICA」発行人)
人間と大地は必然に基づいて生まれ育つが、あまりにも脆く、あまりにも儚く、あまりにもあっけなく死に絶える。
だからこそ人間と大地と自然は美しいし、生きる強さを誰もが持っている。
そのことを北の果ての大地と最高の名優(=盟友)に教えてもらった、大切な映画です。
●関口靖彦(「ダ・ヴィンチ」編集長)
大泉洋さん、染谷将太さん、そして安藤裕子さん。アオ、ロク、エリカの痛みと熱さを切々と伝えてくる主役3人の演技が、涙が、微笑みが、目に焼きついて離れない。
●大塚美夏(「ナチュリラ」副編集長)
大人のファンタジーですが、安藤さんの存在感がピリリとしたスパイスとなって、
ほどよいさじ加減のリアリティさがよかったです。秋にぴったりのしっとりビターな物語だと思いました。
『ぶどうのなみだ』は10月4日(土)より北海道先行、10月11日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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