【予告編】「正しいことをしたい!」自然体の少年たちが躍動… 『トラッシュ!』
先日、三池崇史監督『神さまの言うとおり』も出品された、第9回ローマ国際映画祭のコンペティション部門の1つであるガラ部門で見事受賞を果たしたスティーヴン・ダルドリー監督最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』
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ブラジル・リオデジャネイロ郊外。ゴミ山で過ごしている3人の少年は、ある日ひとつのサイフを拾う。そのサイフには、世界を震撼させるような驚くべき“秘密”が隠されていた。街中がサイフを巡り大混乱している中、彼らは“正しい道”を選ぶため、サイフの謎を解き明かす決心をする…。
初公開の予告映像では、その日その日を精一杯生きる少年ラファエル、ガルド、ラットの3人の日常が、拾ったサイフに隠されていた“秘密”によって一変。命までも狙われてしまう。それでも、真実と向き合おうと危険な目に遭うことも恐れない彼らに、彼らを見守るオリビア(ルーニー・マーラ)が「何故、危険な道を選ぶの?」と聞くと、「正しいことをしたい」と答えるガルド。まっすぐな気持ちを持った少年に、思わず心を突き動かされる。
『リトル・ダンサー』や『愛を読むひと』のダルドリー監督による人間の内面の奥深くまで見せる繊細な気持ちの描写、『ラブ・アクチュアリー』など恋模様を繰り広げるコメディタッチを得意とする脚本家リチャード・カーティスのタッグで、少年たちの誠実さを描く感動の物語…でもあるが、本作の見どころは、それだけではない。
真実を求め、街中の人間から追われ隠れつつ逃亡するシーンや、“秘密”に近づくほど危険と隣り合わせなスリリングな展開にも注目。ダルドリー監督としても、カーティスとしても、それぞれの新境地を拓いた作品となっている。
そんな躍動する生命力に溢れた3人の少年を、オーディションで選ばれた無名の少年たちが主役を演じるのも新たな挑戦。そして、アメリカ人神父役の名優マーティン・シーン、母親の様に優しく見守るオリビア役のルーニー・マーラという脇を固める豪華キャストの存在感も見逃せない。
3人の少年たちが画面いっぱいに見せる笑顔、怒りの眼差し、そして涙の訳を、まずはこの予告映像からご覧あれ。
『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月9日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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