【特別映像】アンジェリーナ・ジョリー、『マレフィセント』迫力の飛行シーン公開
2014年夏、長らく“邦高洋低”といわれてきた日本映画界で、洋画実写映画としては『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』以来、3年ぶりとなる興行収入65億円超えの大ヒットとなった、アンジェリーナ・ジョリー主演
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本作は、ディズニーアニメの金字塔『眠れる森の美女』の、呪いにより永遠の眠りに落ちたヒロイン・オーロラ姫が王子様のキスで目覚めるというストーリーを、オーロラ姫に呪いをかけた張本人である邪悪な妖精・マレフィセントの視点から描いた物語。
今回解禁となった特別映像では、光が差し込む雲の中を突き抜け、アンジェリー演じる、大きな2本の角があり“大きな翼”を持つマレフィセントが登場。さらに、神々しく雲の上に登場したマレフィセントが、今度は地面に向かって急降下する、迫力あるシーンも収録されている。
この飛行シーンのメイキングでは、ワイヤーにつながれたアンジーが「アクション!」のかけ声とともに、風を受けながら実際に3mほどの高さからジャンプ。数本のワイヤーで支えられただけの不安定な状態でありながらも、背筋をピンと伸ばし、まっすぐ前を見据えるアンジーの高い集中力と身体能力は、さすがのひと言。しかも、難しいシーンをこなしつつも、マレフィセントの感情面も見事に表現させている。
だが、この冒頭のシーンでは大きな翼を広げ、大空を凜々しく飛び回っていたマレフィセントが、なぜ、あの黒いマントをひるがえし、大きな角と射るような眼差しで人々を震え上がらせる姿となってしまったのか。
『美女と野獣』(’91)や『ライオン・キング』(’94)、さらに『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)でイマジネーションあふれる物語を書き上げた本作の脚本家、リンダ・ウールヴァートンは、本作のマレフィセントが“魔女”ではなく“妖精”として生まれたことに気づき、まずは妖精についてのリサーチを進めたという。
「妖精には自然を守る役目があり、自然のあらゆるものに宿っています。リサーチをもとに、自分なりの妖精の世界を作り上げました。その世界にマレフィセントを置いて、彼女の生い立ちを考えていったのです」。
元々は、森の木々を自在に操る力を持つ、木の妖精だったマレフィセント。人間からは“敵”と恐れられながらも、守護者として妖精界ムーア国をまとめていたのが彼女だ。しかし、一転、オーロラ姫を呪うシーンでは、彼女の背にあった象徴的な大きな翼は登場せず、黒いマントをひるがえし、大きな角と射るような眼差しで人々を震え上がらせる、お馴染みの姿となっている。
「まず考えてみたの。なぜ彼女は呪うほど怒っているのか」とリンダは言う。しかも、ほかの妖精にはある翼が、彼女にはない。そのとき、リンダの頭の中に、マレフィセントの過去がひらめいたという。なぜ、マレフィセントは招かれてもいないパーティに突然現れ、オーロラ姫に呪いをかけなければならなかったのか? なぜ彼女は翼を失い、心を闇へと落とし入れてしまったのか? 本作では、そんな彼女の心情を深く描き出すことで、現代の私たちにも共感できる、ひとりの女性の“愛”と“償い”の物語が誕生することとなった。
なお、MovieNEXには本映像のほか、「エル・ファニングの魅力」「おとぎ話から実写映画へ」「戦闘シーンの裏側」「マレフィセントの装飾品」「完成までのプロセス」などの映像がボーナス・コンテンツとして収録されている。
『マレフィセント』MovieNEXは12月3日(水)よりリリース。ブルーレイ&DVD同日レンタル開始(※オンデマンド同日配信開始)。
《シネマカフェ編集部》
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