「ももクロ」が“生”の演技で魅せる舞台版「幕が上がる」詳細発表!
2014年の年末の放送された「第65回紅白歌合戦」では、メンバーの一人、有安杏果がインフルエンザで欠けながらも、チーム愛溢れるパフォーマンスでファンを魅了した「ももいろクローバーZ」の5人が主演を務める『幕が上がる』。
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日本が誇る劇作家、平田オリザが2012年に発表した、弱小演劇部の少女たちが全国大会を目指し、本当の喜び、本当の悲しみ、本当に大切なことに 気づき、輝いていく青春群像小説「幕が上がる」。この小説に惚れ込んだ『踊る大捜査線』 シリーズの本広克行が映画の監督を務めたことで話題となっていたが、舞台化については2015年5月に上演されるということ以外は隠されたままであった。
映画化に際し、脚本は『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が担当したが、舞台の脚本は原作者・平田さん自らが担当。小説に描かれている“ある一時”にスポットを当て、さらに物語を掘り下げ、彼女たちの心情をより丁寧に描くことで、小説でも映画でも見られない彼女たちの青春物語を紡ぎだすとのこと。
平田さんは「舞台版では、演劇の楽しさとももクロさんの元気の良さがオーバーラップするような作品にできればと思っています。なおかつ、せっかく私が台本書くので、『同時多発会話』など、私のテイストをできるだけ出して、うまくそれが融合すればいいなと思います」とコメントを寄せ、原作ファンもモノノフ(「ももクロ」ファン)たちも楽しめるような“演劇×他ジャンル”との融合に意欲をみせた。
また、「撮影現場が青春そのものだった」と本作をふり返る本広監督が、舞台版では自身5作品目となる演出を担当。「舞台版は、演劇演劇している口語演劇をしてみたいと思っています。ももクロには稽古期間をしっかり取っていただいて、歌も歌わせない、持ち歌を一切歌わないガチの演劇作品を作りたいと思っています。オリザさんも頑張って書いてくださると思いますし、僕も全力で演出して、ももクロも全力投球で稽古して、いい作品になることは間違いないと思います。」と、作品に負けない熱量で舞台化について語った。
映画から舞台へと活躍の場を広げ、さらに成長し輝く「ももクロ」から今年も目が離せない。
舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて上演。映画『幕が上がる』は2月28日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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