シンデレラ&ラプンツェル、実写とアニメを徹底比較!ディズニー『イントゥ・ザ・ウッズ』
『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈るミュージカル最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』。本作に登場するシンデレラ、ラプンツェル…
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本作は、おとぎ話の「めでたし、めでたし。」のその後を描いた、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。それぞれの”願い”を叶えたはずの主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命とは…。
今回、公開されたのはハッピーエンドの“その先”を描く本作に登場するおとぎ話の主人公たちの中から、シンデレラとラプンツェルのビジュアル。本作の実写シンデレラは、何故か靴を両手に持ちながら城の階段に座り込み、何か考えている様子。
一方、実写ラプンツェルはアニメ版で見せているような楽しい外の世界を夢見る表情ではなく、塔の下に目を向けながら、現実世界を想像するようなリアルな表情を見せているなど、どうやらアニメで描かれる彼女たちとは心情が異なっているようだ。
本作でシンデレラ演じたアナ・ケンドリックは、もともとミュージカル出身。ブロードウェイの「High Society」で弱冠12歳にしてトニー賞ミュージカル部門「ベスト・フィーチャード・アクトレス賞」にノミネートされた。2003年に映画デビューし、2010年、ジョージ・クルーニーと共演した『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされるなど、一躍、若きスターの仲間入りを果たした。
まるでシンデレラのような経歴を持つアナは、本作の役どころについて「私のシンデレラは人々がよく知る平均的なシンデレラのように完璧じゃないの。もちろん舞踏会にも行くし、王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で彼女は本当の自分と向き合い、自分の間違いを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と、誰もが想像するハッピーエンドの体現者ではなく、複雑で欠点のある現代的な存在に描かれていることを明かした。
また、アニメ『塔の上のラプンツェル』では、王国のプリンセスであることを知らぬまま塔の中で暮らしていたが、ある日、塔に侵入してきた泥棒フリンと出会い、育ての母に内密で憧れの外の世界へ踏み出すことに。危険な冒険を乗り越え、ふたりは無事”ハッピーエンド”を迎えるというストーリーだった。
しかし、本作でラプンツェルを演じるマッケンジー・マウジーは、「私のラプンツェルは意を決して(母に)自分の意見を言わなければならないの。自分自身の強さや信念を彼女は見出さなければならない」と、強い意志で親に歯向かうヒロインであることを語る。彼女もまた、TVドラマやブロードウェイで活躍してきた若手実力派だ。
脚本家のジェームズ・ラパインの言葉によれば、「彼女が体現しているのは、自宅から抜け出し、両親の言いなりになるのではなく、大人のようなことをしたいと思う思春期を過ぎたティーンエージャーの娘」だという。そんなヒロインを演じるマウジーのお気に入りの台詞は、「願い事は叶う。でもタダではないけれど」。ハッピーエンドとはかけ離れた、まるで本作を象徴するようなリアルな台詞だ。
今度のディズニー・ミュージカルで描かれるプリンセスは、どうやら私たちがこれまで親しんできた彼女たちとは何かが違うよう。まずは、アニメと実写の比較をこちらのビジュアルで楽しんでみて。
『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。
『シンデレラ ダイヤモンド・コレクション MovieNEX』は3月18日(水)より発売。
価格:4,000円+税
『塔の上のラプンツェル MovieNEX』は好評発売中。
価格:4,000円+税
《text:cinemacafe.net》
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