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まもなく閉館…アジア映画専門劇場で「マレーシア映画ウィーク」開催

2006年のオープン以来、国内では希少な“アジア映画の専門シアター”として、秀逸なアジア映画を累計約770本上映してきた「シネマート六本木」が、6月14日(予定)で契約期間満了のために閉館…

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「マレーシア映画ウィーク」 all photo by ‘Malaysian Film Week’
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2006年のオープン以来、国内では希少な“アジア映画の専門シアター”として、秀逸なアジア映画を累計約770本上映してきた「シネマート六本木」が、6月14日(予定)で契約期間満了のために閉館することが決定。同シアターで行う終幕イベント「-劇終- THE LAST SHOW」の一環として、世界で住みたい国8年連続No.1のマレーシアの魅力に迫る「マレーシア映画ウィーク」を開催することが分かった。

セカンドライフを夢見る日本人シニアや、急成長するASEANで働きたいというビジネスパーソンなどの間で人気が高まりつつあるマレーシア。「マレーシア映画ウィーク」は、世界で住みたい国8年連続No.1(ロングステイ財団調べ)といわれるこの国の歴史や多彩な文化を、映画を通じて知ってもらおうという試みだ。

“マレーシア・ニューウェーブ”をけん引したことで知られる映画監督ヤスミン・アフマド (享年51歳)の代表作で、第18回東京国際映画祭「最優秀アジア映画賞」を受賞した『細い目』(’05)を始め、日本でも公開されたホー・ユーハン監督の『心の魔』(’09)や、昨年、第27回東京国際映画祭で上映された『破裂するドリアンの河の記憶』(エドモンド・ヨウ監督)、『ノヴァ ~UFOを探して~』(ニック・アミール・ムスタファ監督)ほか、新進気鋭の監督によるジャパンプレミア作品など20作品前後を上映予定。

多民族&多言語国家らしく、劇中のセリフを言語別に色づけした“多色字幕版”『細い目』の上映の際には、「~色で見分ける、多様な言語~」と題して、字幕を担当したマレーシア文化研究の専門家による解説セミナーも実施。

併せて、マレーシアの“食”にスポットを当てたマレーシア文化講座「食文化からマレーシアをひも解く」などのイベントも開催。“映画通”はもちろん、アジアの文化が好きな人も楽しめる、アジア映画専門劇場の幕引きにふさわしい充実した1週間となるもようだ。

「マレーシア映画ウィーク」は4月11日(土)~4月19日(日)までシネマート六本木にて開催。

《シネマカフェ編集部》

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