【予告編】声変わりまでの儚い命…少年シンガーたちの“美声”に涙『ボーイ・ソプラノ』
ダスティン・ホフマンの自伝的作品といわれる『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』。この度、少年が厳しい指導者との出会い、成長していく様子が分かる予告編が到着した…
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複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年・ステットだが、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に飛び込む名門少年合唱団への入学。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若いころに才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも、無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、カーヴェルの導きにより、次第に“歌う”事に魅了されていくステット。そんなとき、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる――。
2度の米アカデミー賞に輝くダスティンを主演に迎えた本作。そして天才少年シンガー、ステットを演じるのは、新人若手俳優ギャレット・ウェアリング。脇にキャシー・ベイツ、デブラ・ウィンガーほか、数々の賞に輝いた珠玉の役者陣が顔を揃えた。『レッド・バイオリン』(’98)で米アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞したフランソワ・ジラールが監督を務める。
公開された予告編では、母親を失い、荒んだ道を歩みかけていた少年ステットを中心に描かれる。そんな中、ステットは世界最高峰の少年合唱団、そして団長カーヴェルとの出会い、運命を変えることになる。
美声の持ち主のステットは歌に全てを捧げるが、やがて少年合唱団の活動を永遠に続けることができないことに気づく。その神秘的な歌声は大人になると消えてしまう…。神々しく輝くも、時間の流れに逆らうことはできず、やがて声変わりは訪れてしまうのだ。儚い命である少年シンガーたちの宿命が切々と目に映り、そして彼らを厳しくもしっかりと見守るカーヴェルの姿にも注目してみて。
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は9月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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