内野聖陽、忽那汐里ら日本トルコ合作に手応え!
日本・トルコ合作映画『海難1890』のクランクアップ報告会見が7月9日(木)に開催。主演の内野聖陽をはじめ、トルコから参加したケナン・エジェ、忽那汐里、夏川結衣、宅間孝行、 田中光敏監督が出席した。
最新ニュース
レポート

1890年に和歌山沖でトルコ軍官が沈没した際、地元の住民たちが乗組員たちを命がけで救ったというエピソードに始まり、1985年のイラン・イラク戦争の際には、逆にテヘランに残された日本人救出のためにトルコ政府が救援機を送ったという史実など、両国の友好のきっかけとなったエピソード、そこに関わった人々のドラマを描き出す。
乗組員たちを救おうとする意志を演じた内野さんは、演じるにあたり多くの資料に目を通したことを明かし「そこには確実に医師の心意気、目の前の人を助けようとする良心が存在していました。他者を思うというシンプルな思いが彼らを突き動かしたと思う。その思いを役に投影させました」と充実した表情を見せる。
トルコから本作に参加したケナンさんは「現在でも世界には戦争や虐殺、人種差別がはびこってます。戦争映画を我々も見慣れており、そうした映画が利益を上げています。でもこの映画は平和と友好を描いた大切な作品です。日本とトルコだけでなく、世界にメッセージを送れる作品だと思います。トルコを代表してこの作品に参加できたことを誇りに思います」とうなずいた。
ケナンさんと、忽那さんは共に1人で2役を演じており、1890年に海難事故のパート、1985年のエピソードと両方に出演している。忽那さんは「人を思う気持ちや絆が何世代も受け継がれていく、その責任を持って、2役に臨みました」と語る。撮影でトルコを訪れたが「撮影の合間に街を歩いていると、この映画を撮っていると知っていて、温かい言葉を掛けていただきました」と人々のやさしさ、親日ぶりに感激したよう。自身も本作で初めてこの史実に触れたというが「日本の方に多く知っていただくきっかけになれば」と語った。
田中監督は日本とトルコで6か月、延べ1万人のエキストラを起用しての撮影を終えて「まずはトルコの国と国民のみなさんにお礼を言いたい」と感謝。完成に向けた編集作業に入ってるが「1カット1カットに手応えを感じています」と自信をうかがわせた。
『海難1890』は12月5日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
この記事の写真
/