山崎賢人、コミックから飛び出した“風のような男”にラブコール続出!『ヒロイン失格』
現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」で目覚ましい活躍を見せ、劇中ではなんと双子の“パパ”ともなった山崎賢人。その一方では、映画『L・DK』からドラマ「デスノート」まで人気コミックの実写化作品でもラブコールが止まらない。そんな山崎さんの最新作となる
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そんな山崎さんの最新作となる『ヒロイン失格』では、ヒロイン・はとり(桐谷美玲)が恋する幼なじみ・寺坂利太役に抜擢されており、“風のような男”と監督がイメージする掴みどころのない難しい役柄に挑戦。醸し出す繊細な表現力と役作りへの姿勢に、監督やプローデューサー、そして原作者までもが太鼓判を押す、山崎さんの魅力が詰まった未公開の劇中写真が解禁となった。
桐谷美玲が恋に暴走するオトメ、松崎はとりを演じ、山崎さん演じるクールな幼なじみの寺坂利太と、出演作が相次ぐ“塩顔男子“坂口健太郎演じる学校イチのモテ男・弘光廣祐の間で揺れる乙女心を、とびきりのコメディとドキドキの胸キュンシチュエーションで描くロマンティック・コメディとなる本作。
山崎さんといえば、『L・DK』の久我山柊聖役に始まり、『今日、恋をはじめます』の長谷川西希役や「デスノート」のL役と、これまでも人気コミックを原作とした作品に立て続けに出演。土屋太鳳と「まれ」コンビで実写化となった話題の『orange-オレンジ-』では成瀬翔役にも抜擢され、まさにラブコールが止まらない状況だ。
コミックから憧れのキャラクターが飛び出してきたかのような端正なルックスで、多くの女性ファンの心を掴んできた山崎さんが、本作で挑んだのは、桐谷さん演じる主人公はとりが想いを寄せる利太。どことなく捉えどころがないようでいて、あるとき、スッと相手の懐に入ってくる。傷つけるのも、傷つけられるのも怖くて、当たり障りのないように人と接してしまうが、実は表に出さない大きなトラウマを抱えてもいる。
坂口さん演じる弘光が、“太陽のような雰囲気を持つ男”なら、山崎さん演じる利太は、いわば“風のような男”。利太をそうイメージした英 勉監督は、キャスティングの段階で「この難しい役を演じられるのは彼しかいない」と、山崎さんを抜擢。また、原作者の幸田もも子も「利太が原作から、そのまま出てきた感じでした! 山崎さんはホントに利太をよく分かってくださっていて」と絶賛しており、“実写版・利太”の完成度の高さが窺える。
山崎さん自身も、脚本のみならず原作コミックも深く読み込み、利太の魅力は普通にカッコいいだけではなく、少しヘタレなところがある、そういうダメっぽさが母性本能をくすぐるのだと分析。ストーリーの中盤あたりからは、利太の複雑な心の動きも考えながら演じたという。さらに、劇中で利太が身に着けるピアスは、自分でイメージに合うものを探してきて監督に提案するほど、利太という役を突き詰めていたそうだ。
さらに監督は、「彼とは利太の内面についてあれこれ話しました。やたら写真を撮るのは、自分は空っぽだと思っていて、隙間を埋めようとしているからだ、とか。共通の“利太っぽさ”をつかめたので、現場ではラクでしたね」と、二人できっちり“利太”を作れたことを明かしている。
山崎さんがコミック原作の作品に数多く起用されている理由は、そのルックスはもちろんのこと、彼が醸し出す繊細な雰囲気や表現力、そして役作りへの姿勢も評価されているにほかならない。そんな山崎さんが挑んだ実写版・利太には、「公開まで待ちきれない!」といった女子たちの期待の声がTwitter上でも数多く寄せられている。はとりと安達(我妻三輪子)の間で揺れ動く微妙な感情や、はとりと気の置けない幼なじみとしてじゃれあう無邪気な一面も垣間見せる利太のギャップには、恋する女子が続出しそうだ。
『ヒロイン失格』は9月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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