アン・ハサウェイ、名優デ・ニーロは「本当に愛すべき人」 『マイ・インターン』NYプレミア
『プラダを着た悪魔』で世界中の女性から憧れの的となったアン・ハサウェイがロバート・デ・ニーロと初共演を果たす『マイ・インターン』。来月の公開に先駆け、現地時間9月21日、ニューヨークプレミアが行われ、手を繋いだ二人の貴重な姿が公開された。
最新ニュース
レポート
-
『トンイ』女優ハン・ヒョジュ、ミラノで自由を満喫!飾り気のない姿に“ほっこり”【PHOTO】
-
ロバート・デ・ニーロに癒される!俳優人生50年分の“笑顔”比較画像解禁
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

舞台はニューヨークの華やかなファッション業界。ジュールズは家庭を持ちながらも何百人もに社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが、そんな彼女に人生最大の試練が待ち受ける――。
ニューヨークのジーグフェルドシアターにて盛大に行われた本作のニューヨークプレミア。プレミアイベントの代名詞、真っ赤なレッド・カーペットが敷き詰められる中、その周辺には一夜限りの豪華キャストたちの登場を心待ちに集まった400人ものファンと、約300人を超えるマスコミが世界各国から詰めかけ会場は熱気に包まれた。
最初に『ピッチ・パーフェクト』で人気沸騰中のアダム・ディバインやナット・ウルフなど、今旬の注目若手俳優たちが続々とレッド・カーペットに登場。さらにマライア・キャリーやスティングらセレブ有名人も、本作をいち早く観ようとサプライズで駆け付け、会場を大いに盛り上げた。そして主人公であるファッションサイトの社長、ジュールズを演じたアンが登場すると、まるで地響きかのように大きな歓声が上がり、会場のボルテージは最高潮に!
アンは、「rodarte(ロダルテ)」のスパンコールやラメが煌びやかにあしらわれ、左肩が大きく開き、胸元から腰回りがぴったりとしたアシンメトリの黒いドレス姿でゴージャスに登場。足元は15cmほどある可憐なピンヒールの装い。さらにジュールズの娘を演じた子役ジョジョ・クシュナーが、サプライズで手紙を手渡そうとアンに歩み寄り、二人が両手いっぱいにハグをするなど、劇中のワンシーンかのような微笑ましい一面もみられた。
またアンは「日本の皆さん、『マイ・インターン』の公開を楽しみに待っていてくれてありがとう! この映画はハートウォーミングでもあり、オシャレなファション満載で、くすっと笑えるシーンもあるし、そして大切なことを教えてくれるの。その上、ロバート・デ・ニーロがいるのよ!」と日本のファンへのメッセージを寄せた。
さらに、映画デビューから50周年の名優デ・ニーロとの初共演について聞かれると「最初は、緊張で息をすることすらできなかったけど、だんだん馴染んでいって、彼のおかげで息のあった演技ができるようになったわ。彼は本当に愛すべき人で、仕事に対する意識も共通していたわ」と終始敬意を表し、どんなに素晴らしかったかを語っていた。
最後に現れたのは、本作で紳士的なシニアインターンのベンを演じたデ・ニーロ。世界中のマスコミから「デ・ニーロ! デ・ニーロ!」の大コールが巻き起こる中、「歳をとっても人は働くべきですか?」という問いかけに対し、「YES.」と一言笑顔で答え、本作で演じたベンのように紳士的な態度で会場を大いに盛り上げた。会場ではアンと仲良く手をつないだり、キャスト陣たちと肩を組むなどその中の良さが見受けられた。
監督のナンシー・マイヤーズは、劇中に出てくる“サヨナラ”という台詞について、「普段、親友との食事の後などに日常的に交わす挨拶で、温かいイメージだったのでそこからヒントを得て使ったのよ!」と日本語についてのエピソードを語った。
さらにフォトセッションでは、超豪華スタッフ・キャスト陣が大集結。アンとデ・ニーロを中心に劇中で描かれる世界観同様に世代を越えて終始仲の良いチームの様子がうかがえた。
『マイ・インターン』は10月10日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/