西島秀俊、『MOZU』聖地北九州へ凱旋!
“テレビ界のアカデミー賞”と言われる第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にノミネートされ、世界中から注目を集めるドラマをスクリーンに蘇らせた『劇場版 MOZU』。本作の完成を記念し、ドラマ初回の爆破シーンや空港シーンなどを大がかりなシーンを多数撮影し、「MOZU…
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累計240万部を超える逢坂剛のハードボイルド小説「百舌」シリーズを原作とした本作。異例の平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録し、国内では「ギャラクシー賞2014年7月度月間賞」や「東京ドラマアウォード2014」などの賞を受賞。海外でも「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」にノミネートされるなど、国内外で高い評価を得ている。
この日、会場に選ばれたのは、ドラマの始まりの壮絶な爆破テロ事件のシーンを撮影し、劇場版でも重要なシーンを5月に撮影した小倉井筒屋クロスロード。そこに敷かれたレッドカーペットに西島さんと羽住英一郎監督が登場すると、会場に詰めかけた約1,500名の観客から割れんばかりの歓声が! 熱気に包まれる中、2人は集まったファン一人ひとりに丁寧にサインや握手に応じ、60mのレッドカーペットを約20分かけて練り歩いた。
西島さんは「ドラマから撮影をさせていただいていた北九州に戻ってくることができて嬉しい。こんなに温かく迎え入れて下さって本当に感激しています」「北九州の撮影でエキストラの方をはじめ、みなさんの熱意がこの劇場版のテンションを高めて下さったと思います」「こんなに高揚したくさんの方々と撮影できたのは初めてです」と、北九州の方々への感謝を伝え、羽住監督も「北九州で生まれた作品と言っても過言ではありません。ドラマを撮影した際、必ず北九州に帰ってくるという約束をしてそれを守ることができて嬉しいです」「北九州の一番の魅力は“人”。映画作りを楽しんで、そして真剣に参加してくれる」と北九州への想いを語った。
また、梅本和秀北九州副市長が、本作の完成を祝い北九州市を“新都市・MOZU市”と命名し、“MOZU市だより”という号外チラシの発行や、西島さんと羽住監督の手形を展示するなど、街を挙げて映画を応援することを発表。この発表を受け、西島さんは「本当にいいんですか?」と半信半疑の様子をみせるも「今日から僕もみなさんと同じMOZU市民になります」とさっそく“MOZU市民宣言”してみせた。
その後の舞台挨拶では、、公務を終えた北橋健治北九州市長も駆けつけ「MOZU市長の北橋です」と挨拶。西島さん、羽住監督に花束の贈り「『MOZU』は北九州のみなさんと作り上げた作品だと思っています。すべてが格段にスケールアップした作品が出来上がっています。劇場公開を楽しみにしていてください」と最後に北九州の人たちへメッセージを送った。
羽住監督は「劇場版ではフィリピンでも撮影をしましたが、北九州で撮影をすると原点に戻ったような気がしました。また絶対に北九州で撮影をしたい」と語り、西島さんは作品への想いを「『MOZU』という作品に参加できたこと、密度の濃い撮影を約2年間やってきたことは本当に貴重な時間でした。人生の大きな節目となる作品になったと思っています。これからはこれを超える作品に参加することが目標です」と本シリーズへの愛と今後の意気込みを明かした。
『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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