【予告編】エミネムも「とにかく観ろ!」、あのころ最も危険な奴らの真実の物語
この夏、全米で3週連続No.1を獲得するなど社会現象ともなった、伝説的ヒップホップグループ「N.W.A.」の真実の物語を描く…
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LA・コンプトンで“世界で最も危険なヒップホップ・グループ”といわれた「N.W.A.」を結成した5人の若者が、成功への道のりと挫折、名声の代償、権力と偏見との戦い、裏切り、そして友との別れを経験していく、その知られざる物語を描きだす本作。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のオープニング興行収入を抜き去り、全米興収ランキングで3週連続1位を獲得、エミネム主演『8Mile』を超え、音楽伝記映画として歴代1位の興行収入を樹立するなど、全米では社会現象化し、「完全に音楽映画の枠を超えた」とアカデミー賞ノミネーションも囁かれている。
完全オーディションで選ばれた5人の中には、メンバーの1人アイス・キューブの実の息子オシェイ・ジャクソン・Jrもおり、父親の若きころを演じて話題沸騰! さらに、彼らのマネージャー役を演技派のポール・ジアマッティが務め、プロデューサーにはメンバーだったドクター・ドレーとアイス・キューブが名を連ねていることにも注目。
全米での大旋風を示す「3週連続全米No.1」「社会現象化の超ヒット」との文字から始まる予告編映像は、舞台となる“全米で最も危険な地域”と呼ばれ、ストリートギャングが闊歩していた80年代後半のコンプトンへと移る。
警察は黒人を見ると理由がなくても拘束、尋問を繰り返す…という中、ヒップホップに魅了された若者5人たちが出会う。「世界を変えられるとしたら…やるか?」という言葉を皮切りに「N.W.A.(Niggaz With Attitude)」を結成、レコーディングをスタートさせる。後に名プロデューサーとなるドクター・ドレーがサンプリングしたサウンドに乗せ、イージー・Eが初めてマイクの前に立ち、「♪64年式でかっ飛ばす…」とのリリックを合図に彼らの快進撃が始まっていく。
彼らの代表曲であり、本作のタイトルにもなった「Straight Outta Compton」が流れる狂乱のライブシーンや、熱狂のパーティー、カーチェイスが次々と映し出されていくが、やがて彼らのストリートの現実を歌った過激な歌詞が白人社会から問題視されるように。記者会見の場で、「現実(リアル)を反映した音楽だ」と反論する5人。さらに、黒人たちの怒りが渦巻き、LA暴動が発生する90年代前半、「俺たちは権力に屈しない」と彼らは固く誓う…。
ラストには、エミネムによる「N.W.A.がいなければ俺は存在しない! とにかくこの映画を観ろ!」というコメントで締めくくられている予告編。本作の全米大ヒットを受け、監督のF・ゲイリー・グレイは『ワイルド・スピード』の次回作の監督に大抜擢、社会現象はいまだ続いている。
ここ日本でも、12月9日(水)に「N.W.A.」のアルバム「Straight Outta Compton」「100 Miles and Runnin’」「Niggaz4Life」全3枚の再販が決定、まちがいなく「N.W.A.」旋風が巻き起こりつつあるようだ。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』は12月19日(土)より渋谷シネクイントほか全国公開。
《シネマカフェ編集部》
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