ハワイの海洋生物に会える水族館「マウイ オーシャン センター」
環境と魚に優しいハワイ最大の水族館「マウイ オーシャン センター」年中無休で営業中。
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カフルイ空港から車で20分ほど西へいったマアラエア港にある。
広さ3エーカーの最先端マリンパークでは、世界有数のユニークなハワイの海洋生物に出会うことができる。
マウイ オーシャン センターで展示されている海洋生物は全て、政府の厳正な管理と指導のもと、ハワイ近海で何年もかけて収集されたもの。うちハワイ固有種やハワイでしか見ることのできない生物が25%を占める。
こちらでは、全ての展示に汲み上げた海水を使用し、海中の生態系を忠実に再現した最適な環境で、生物にストレスや負担をかけることなく大切に飼育されている。
そのため一部の教育プログラムを除き、餌付けやショーは行われていない。これらの生物が生涯を館内で過ごすことはなく、成長の過程でいずれ海へと返される。中でもハワイ固有のアオウミガメは、卵から孵ったばかりの子ガメを飼育し、ある程度成長した時点で海へ帰すことで、絶滅危惧種の保護活動にも貢献している。
2時間ほどで回れる館内には、幻想的なミズクラゲ、アオウミガメ、ウツボ、タコ、タツノオトシゴなどの展示や体験型アクティビティが60あり、うち85%が空調完備の屋内にあるので天候に関わらず、子供から大人まで楽しめる。
中でも外洋を再現した「オープンオーシャン」は同館最大のアトラクションのひとつだ。全長16.5mのトンネル型のパノラマ水槽の中を往来する何種類ものサメやスティングレイ、2,000匹以上のリーフフィッシュを間近に見ることができ、認定ダイバーなら、オープンオーシャンの水槽内に潜ってサメなどと対面できる「シャークダイブマウイ」を体験することもできる。
マウイ オーシャン センターでは、海洋学者によるインタラクティブなプレゼンテーションが、一日を通して各ゾーンで行われており、ハワイの海洋生物の生態や環境について、楽しく学ぶことができる。
またハワイアンカルチャーアドバイザーのいる同館では、展示やツアーの中で、海にまつわるハワイの言葉や伝説、歴史にも触れることができ、ハワイで精神的な意味をもつアマクアと呼ばれるサメをはじめ、ハワイの文化と海の深い関わりについても学べる。
館内には、オーシャンビューのレストランやカフェ、品揃え豊富なギフトショップもあり、のんびり一日を過ごすことができるのもポイントだ。
《タビル編集部》
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