ジェシカ・チャステインが語る『オデッセイ』…宇宙で学んだリーダーの資質とは!?
マット・デイモンが巨匠リドリー・スコット監督とタッグを組み、火星にひとりぼっちの男の奇跡の挑戦を描く『オデッセイ』。いよいよ2月5日(金)より公開となる本作で、マット演じるマーク・ワトニー
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第88回アカデミー賞で「作品賞」「主演男優賞」をはじめ7部門にノミネートされ、第73回ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」&「主演男優賞」(共にミュージカル・コメディ部門)2冠を獲得している本作。さらに、スコット監督作としては過去最高の成績で、世界興収6億ドル近くに達する大ヒットを記録している。
そんな本作で、火星有人探査の最中に嵐に巻き込まれたマーク・ワトニーを残し、苦渋の決断で地球に帰還することを決めた宇宙船ヘルメス号の船長で、頭脳明晰なリーダーとして6人の乗組員を指揮するメリッサ・ルイスを演じているジェシカ。
いま、NASAで今年度採用となった新宇宙飛行士の半数が女性であることが話題になっており、さらには2030年の火星有人探査船の乗組員となる可能性もあると発表されたばかり。ジェシカが演じたルイス船長は、まさにそんな彼女たちの未来を描いているかのような姿だ。
『インターステラー』に出演し、宇宙に興味を持ったというジェシカは、女性が宇宙船の船長を務めることや火星有人探査を描いた映画はこれまでなかったことに触れ、「“私も火星に行きたい”と女の子が思えるような役を演じたかった」と語る。真面目で規律を重んじ、自制心が強く、素晴らしいリーダーでもあると彼女自身が分析するように、まさにルイス船長は働く女性憧れの指揮官といえる。
また、撮影前に2007年にエンデバーのミッション・スペシャリストを務め、2010年4月4日から9月25日まで第24次長期滞在の一員として国際宇宙ステーションで生活、故障した冷却ポンプを修理するため、合計で約22時間におよぶ3回の宇宙遊泳を実施した女性宇宙飛行士トレイシー・ダイソンに、“よい船長の条件”を聞いたことも明かしている。スーパーポジティブな主人公ワトニーを演じたマットが「ワトニーだけでなく、ほかのキャラクターの持っているユーモアもとても気に入った」と語っているように、ジェシカも、ダイソンから「生死に関わる局面ではユーモアが不可欠」と教えてもらったという。
「ジェシカは、年間16本の映画に出演する超売れっ子だから、スケジュール調整が至難の業だった」とマットは話していたが、ジェシカをはじめとするクルーたちが、ワトニーのためにどんな決断を下すのかは要注目。彼が決して“ひとりぼっちじゃない” ことを、彼女の熱演が伝えてくれるはずだ。
『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。一部劇場を除き、3D限定前夜特別上映を実施。
《シネマカフェ編集部》
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