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橋本愛&宮崎あおい、母娘役で初共演!“手紙”が繋ぐ感動作『バースデーカード』

『パッチギ!』『嫌われ松子の一生』などの制作に参加し、実話をもとにしたオリジナル映画『キトキト!』で鮮烈に監督デビューを果たした期待の新鋭・吉田康弘監督の最新作と…

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橋本愛/『バースデーカード』-(C)2016「バースデーカード」製作委員会
橋本愛/『バースデーカード』-(C)2016「バースデーカード」製作委員会 全 2 枚
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『パッチギ!』『嫌われ松子の一生』などの制作に参加し、実話をもとにしたオリジナル映画『キトキト!』で鮮烈な監督デビューを果たした期待の新鋭・吉田康弘監督の最新作となる『バースデーカード』の公開が決定。本作で日本を代表する実力派女優、橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で初共演することが明らかになった。

誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。「娘と母」という関係は、同性ならではの特別な感情があって、その関係性や距離感は様々。けれど、根底にあるのは、娘にとって「母」という存在は、何物にも代えがたい唯一無二の存在であるということ。女性ならば誰もが抱いたことのある「尊敬と畏怖、そしてライバル心」それが、娘と母という特別な関係。本作で描かれる「娘」は、何事にもネガティブで、いつもチャレンジすることをあきらめてしまいがちな内気な少女。一方「母」は、明るく気丈に振る舞い、行動的で、いつも家族を温かく見守り大きな愛で包む太陽のような存在。そんな正反対な娘と母が織り成す愛の物語だ。

天国にいる母から毎年届くバースデーカードに秘められた人生を輝かせるヒントやサプライズを手繰り寄せて、精一杯幸せに向かっていく等身大の女の子、主人公の紀子を演じるのは若手実力派女優の橋本愛。17歳から25歳まで、大学生から社会人へと成長していく「少女」から「女性」への過渡期を、日々変わりゆく環境の中で、友人関係、恋愛、結婚で揺れ動く心の機微を繊細に演じる。一方、紀子が10歳のときに自らの命の限界を悟り、愛する娘へバースデーカードを書き残す母・芳恵には、宮崎あおい。本格的な母親役で更なる新境地を見せている。

そのほか共演陣には、バラエティ番組やドラマ、映画、舞台とマルチに活躍するユースケ・サンタマリア。宮崎さん演じる母・芳恵に優しく寄り添い支え続ける夫、娘の紀子と息子の正男を不器用ながらも時に厳しく、時に優しく育てる父親を熱演している。そしてお姉ちゃん思いの弟・正男役に『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズをはじめ、最近では舞台にも力をいれる須賀健太。子役時代から培われた定評のある演技力で一家のムードメーカーを好演する。

<以下、キャスト&スタッフコメント>
■橋本愛(紀子役)
王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義を持って臨んだ作品でした。昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の普通の人生を、大変愛おしく輝かしく切り取ることができたことを嬉しく思います。止まったままの母と成長し続ける娘のとても前向きなバディムービーに仕上がったので、是非是非多くの方に観ていただきたいと思います。

<宮崎さんの印象>
現場で幼少時代のシーンを何度か見学させていただいた時、宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました。宮崎さんとの共演シーンは実質たったの1シーンで、宮崎さん演じる母と、私自身が初めて対面するとても重要な場面でした。そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です。この手で頭を撫でられたり、繋いだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手でした。記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えたことを覚えています。

■宮崎あおい(芳恵役)
自分がいなくなった後の子ども達に、何が残せるのかを想って生きた、優しいお母さんを演じさせていただきました。人の死を扱う作品というのはとても難しいものだと思います。それでも、この作品を観てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです。

<橋本さんの印象>
橋本さんと直接お芝居をすることはほとんどなかったのですが、出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました。私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらも素敵な女の子になってくれて安心しました。

■吉田康弘監督
執筆中に自分自身の子どもが生まれたということもあり、母親が死んでいく悲しみを描くよりも、まだ幼い子どもを残して死んでいったときに何を残せるのか、そうやったら亡くなった後も関わり続けることができるのかということを提案する気持ちで脚本を書きました。亡くなった母と遺された娘の対話の中で、娘が成長していく物語を、観ていただく方にも追体験してもらいたい。暗い話にはせず、明るい希望が持てる話にしたかった。王道でストレートな物語であるからこそ、丁寧に繊細に創ることを意識しました。この作品は、キャスト、スタッフ、ロケーション、天候、本当にいろいろなことに恵まれ、誰に観ていただいても楽しんでもらえる作品になった自信があります。そして、観ていただいた後に幸せになってもらえる作品、今の幸せを噛みしめて人生を大切に生きていきたいと思ってお貰えるような作品になったと思います。

『バースデーカード』は2016年10月、全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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