【特別映像】多部未華子、60年代の名曲を熱唱!『あやしい彼女』
韓国や中国で大ヒットとなった『怪しい彼女』を、多部未華子主演で映画化する『あやしい彼女』。この度、本作にて多部さんが熱唱する特別映像が到着した…
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可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部さん)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体、実は73歳のおばあちゃん! 戦中生まれの下町育ち、早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春。突然若返った彼女は、髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタート。そんな彼女の天性の歌声は、魂を震わせたちまち周囲を魅了。イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビューを果たすのだ。長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子。そんな彼女が最後に気づく大切なものとは――。
韓国のオリジナル映画『怪しい彼女』をはじめ、中国、ベトナムに続く4度目のリメイクとなった本作。主人公の“超絶あやしい20歳”節子を演じる多部さんを筆頭に、節子の本来の姿・カツ役を名女優・倍賞美津子が演じ、そのほか要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美ら共演陣が映画を盛り上げている。
本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語だが、本作のもう1つの重要なファクターとなるのが音楽。「見上げてごらん夜の星を」「真赤な太陽」「悲しくてやりきれない」と、世代を超えて心を震わせる60年代の名曲たちが登場し、これらの楽曲を劇中で多部さん自身が熱唱しているのも最大の見所だ。
今回解禁された映像は、その多部さんが熱唱するシーンのな中でも多部さん率いるバンド「怪しい彼女」がネットで話題になったことで、初めて人気音楽番組への出演が決まり、「ザ・フォーク・クルセイダーズ」の「悲しくてやりきれない」のカバーを披露するシーン。節子が、自身の人生を重ね合わせ歌う姿と、歌への苦手意識などみじんも感じさせない自信にあふれた力強くも切ない歌声は、現場スタッフだけでなく、観る人すべての心にしみわたるよう。
多部さんの主演への抜擢は、本作で監督を務める水田伸生がたまたま観劇した舞台「キレイ~神様と待ち合わせした女~2014」で多部さんの生歌を聴き、“彼女ならいける”と太鼓判を押していたからだという。しかし、多部さんは歌に強い苦手意識を持っていたため、撮影前の多忙なスケジュールの中、3か月もの音楽特訓を敢行。練習に練習を重ね、劇中歌プロデュースとして楽曲のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史に「まるで別人のようになっている」と評されるほどに成長していた。撮影現場では、要さんはじめ共演者からも絶賛されている。
『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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