人気シリーズ第7弾となる同作品は最優秀SF/ファンタジー賞、視覚効果賞、ジョン・ボイエガとデイジー・リドリーが新人賞、J・J・エイブラムスが監督賞を勝ち取った。
同作品の中でフィン役を熱演し、新人男優賞を受賞したジョンは「J・J、7か月間に渡るあなたのサポートに感謝します。でもいま、僕は自分自身が何者なのかを証明しましたから、また7か月間に渡ってあんな工程を踏ませないでくださいね!」とスピーチの中で冗談を飛ばしていた。
さらにジョンは同式典に出席することができなかったエイブラムス監督の代役として監督賞のトロフィーを受け取るべく再び壇上に上がり、監督から渡されていたというスピーチを読み上げたのだが、その中には「ジョン・ボイエガにオスカーを与えなかったなんてアカデミー賞はどうかしてますよね?」という一文も含まれていたようだ。
そして新人女優賞を獲得したデイジーも「映画業界で女性として働くことができるなんて素晴らしいわ」とコメントしていた。
授賞式前、レッドカーペットに登場したデイジーは「BANG ShowBiz」のインタビューに対し「私たちの誰もが、『うわ、私たちがすべての賞を受賞するわよ』なんて思って、映画に参加していないわ。でも、そうなったら素晴らしいし、もうラッキーって感じよ」と話しており、自身が賞を受賞するとは予想していなかったようだ。
最多ノミネート作品であった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はサウンドトラック賞、衣装デザイン賞、プロダクションデザイン賞と3部門の受賞にとどまり、『007 スペクター』がスリラー賞と英国映画賞を獲得した。
『レヴェナント:蘇えりし者』が最優秀作品賞を獲得し、出演者のウィル・ポールターがビデオ・リンクを通じて同賞を受け取っていた。
そのほかマット・デイモンが男優賞、アリシア・ヴィキャンデルが女優賞を獲得、今年1月にがんでこの世を去ったアラン・リックマンが故人となった俳優で初めてのエンパイア・レジェンド賞受賞者となった。
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