腐れ縁?最強バディ? 映画で学ぶ“男の友情”『グランドフィナーレ』『あぶ刑事』ほか
「恋人よりも友人との約束を優先させる」「ふられたときに、すぐに別の女性を紹介したがる」「殴り合いになるほどの大ゲンカをした翌日でも、普通に飲みに行く」…。こうした“男同士の友情”は、女子から見ると理解不能なポイントが山ほど
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■『グランドフィナーレ』似た者同士なのに正反対!? 深く理解しあえる“親友感”!
仕事に人生の全てを捧げてきた、世界的に有名な作曲家フレッド(マイケル・ケイン)。現在は引退し、アルプスのふもとのセレブ御用達ホテルでバカンスを送る。共に過ごすのは、現在も新作の脚本作りに没頭している映画監督で、親友のミック(ハーヴェイ・カイテル)。現役を退き、何事にも無気力になってしまったフレッドと、現役にこだわり続け、夢多き若者たちと新作の構想に没頭するミック。この真逆な2人の大きな共通点は、ともに“芸術家”であるということだ。
「君の音楽は驚きや新しい感動をもたらした」というミックのフレッドへ向けた言葉のように、作品の“生みの苦しみ”など、家族や周囲の人には理解してもらえない部分も理解し合える、という点が2人の絆を大きくしているはず。体に出てきた不具合自慢や、くだらない話で言い合いをしたり、子どものような悪ふざけをしたり、ときには子どもたちの悩みを打ち明け合ったり…。どうでもいい話から、お互いじゃないと理解し合えないような深い話までできる、深い“親友関係”は誰しも憧れてしまうはず!
■『さらば、あぶない刑事』“ハチャメチャ具合”がカッコいい、黄金コンビ!
1986年のテレビドラマ第1作から、長年愛され続けている「あぶない刑事」シリーズ。その“黄金コンビ”といえば、普段はクールな紳士を装いつつも、実は正義感が強く熱血的なタカ(舘ひろし)と、ちゃちゃっと事件を解決しようとするわりには根気がないけれど、いざというときには頼りになるユージ(柴田恭兵)のコンビ。これまで数々の問題を起こしながらも難事件を解決してきた、2人の息の合ったバディぶりはもちろん、トボけた2人のやりとりまで全てが、最後の最後まで「最高にカッコいい!」とシビれてしまう女性が続出中だ。
■『テッド』『テッド2』“最低で最悪”なのに一緒にいると楽しい!
日本でも一大ブームを巻き起こした、クマのぬいぐるみ・テッド(声:セス・マクファーレン)とジョン(マーク・ウォールバーグ)の友情を描いた本シリーズ。酒、女、マリファナにハマり、自堕落な暮らしを送りながら口を開けば毒舌のテッドと、同じく自堕落で優柔不断なジョンは、誰が見ても呆れてしまう“大人として終わっている”コンビ。しかし、相手のことを思いやる気持ちはピカイチ。彼女よりテッドを優先してしまうほど、テッドのことが好き過ぎるジョンのことを想い、「ジョンのために俺は消えるよ」と姿を消そうとしたことも。下ネタやバカみたいな話を続けて、しょうもない映画を観てケチつけたり、誰かにいたずらしたり、笑って、飲んだくれ…。自分のクズな面もバカな面も包み隠さず、思い切りさらけ出し、それでも一緒にいられる“特別な空気感”はある意味、羨ましいもの。
そんな男同士の友情が少しでも理解できれば、さらに“1UP”した女性になれるかも!? この機会に、映画を通して目を向けてみては?
『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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