【特別映像】レイチェル・マクアダムス、“感涙ドラマの女王”がまたも泣かせる『サウスポー』
ジェイク・ギレンホールと『トレーニング デー』などで知られるアントワーン・フークア監督がタッグを組んだ、ボクシング映画を越えた感動の人間ドラマ『サウスポー』。このほど、本作でジェイク演じる主人公ビリーの妻
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主人公は、NYヘルズ・キッチン地区の養護施設から、ボクシングの聖地マディソン・スクエア・ガーデンまで上り詰めた世界ライトヘビー級王者のビリー・“ザ・グレート”・ホープ。怒りをエネルギーにする過激なボクシングスタイルが売りだったが、その怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまう。さらに、悲しみに暮れ自暴自棄な生活を送るうち、愛する娘や世界チャンピオンの称号まで失うことに…。
「第88回アカデミー賞」で作品賞&脚本賞をW受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』で、助演女優賞として初ノミネートを果たしたレイチェル。その公開日に合わせて緊急来日してくれたことも記憶に新しいが、本作ではまた一転、ジェイク演じるボクシング世界チャンピオンの妻モーリーンを好演する。
届いた映像では、「演じたことのないキャラクター」と役柄について語るレイチェル。自身にとっても「全く知らない世界だった」というボクシングについて理解しようと、撮影の2週間前からリハーサルを行い、ボクサーを演じることになったジェイクのトレーニングに毎日同行するなど、徹底的な役作りを行なっていたことが明らかにされている。
「彼女が『あなたはパンチをもらいすぎているわ』と口にするとき、本当にその感覚を理解しているんだ。なぜなら、彼女はずっとそばで見ていたからだよ」と、フークワ監督は言う。レイチェルにとって重要だったのは、ビリーの妻をただ演じるだけでなく、世界チャンピオンの妻としての目線からボクシングを理解して取り組むことだった。
昨年公開された『ナイトクローラー』ではガリガリのルックスになり、本作ではムキムキの肉体美を披露するなど、見た目からもストイックに役作りを行うジェイクでさえ、レイチェルのその姿勢に感銘をうけた様子で、「とても刺激的な仕事だったよ」と、撮影時をふり返っている。
そんな彼女が演じたモーリーンは、不完全なビリーを支え、大きな愛で彼を包み込む。血まみれで闘う姿には心を痛めながらも、時に恋人のように優しく癒し、時に母のように叱咤激励し、全力で夫をサポートする妻の強さを全力で演じたレイチェル。“感涙ドラマの女王”が徹底した役作りを行なった本作の演技に、この映像からも注目してみて。
『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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