『シン・ゴジラ』公開の「ゴジラ」シリーズ、累計動員数1億人を突破!
「ゴジラ」シリーズ29作目として、先月公開された『シン・ゴジラ』。この度、本作を含めたシリーズ29作品の累計動員数が1億人を突破していたことが分かった。
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突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、崩落する原因不明の事故が発生した。首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)だけが、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹(竹野内豊)をはじめ、周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。
政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。さらに米国国務省からは、女性エージェントのカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)が派遣されるなど、未曽有の脅威に対し、日本のみならず世界もその行方を注視し始める。そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか――?
シリーズ第1作が公開されたのは1954年。それから60年以上、現在までに国内で計29作品が製作され、日本を代表するシリーズ映画として君臨する「ゴジラ」。シリーズ最新作となる『シン・ゴジラ』は、先日公開3日間で興収8.47億円、動員56.5万人を突破。近年でも激戦と言われる今夏の夏興行において、堂々の週末動員ランキング第1位を獲得したことが発表された。興行通信社が週末動員ランキングを開始した2000年以来、初めて日本版「ゴジラ」シリーズがランキングで1位を獲得。国民的映画作品の名にふさわしいスタートを切った。
そしてその動員数、興行収入は伸び続け、8月1日(月)までの公開4日間では、観客動員71万人、興行収入10億円を突破! この動員数をもって、「ゴジラ」シリーズが累計観客動員数で1億人を達成したのだ。邦画実写シリーズ作品でシリーズ累計動員数1億人突破は、最高記録。夏休み、お盆と今後ますます観客増員に期待がかかりそうだ。
今回の1億人突破の記録に、エグゼクティブプロデューサー・山内章弘は「『シン・ゴジラ』のコンセプトは『ニッポン対ゴジラ。』ですが、今回、シリーズ動員1億人突破という記録を打ち立てられたのは、日本国民皆さんにゴジラを愛していただいた、まさに『ニッポン愛ゴジラ』の賜物です。本当にありがとうございました」と感謝を述べ、「1954年に誕生した初代『ゴジラ』の精神を受け継ぎ、進化した今回の『シン・ゴジラ』も、今までの作品同様、50年、100年と皆さんに愛して頂ければこんなに嬉しいことはありません」とコメントしていた。
『シン・ゴジラ』は、『ゴジラFINALWARS』以来、日本で12年ぶりに製作された最新作。「ゴジラ」シリーズでは54年の「ゴジラ」以降初めて、“ゴジラが初めて現れた世界”を描いた作品となっており、主演の長谷川博己ほか、石原さとみ、竹野内豊ほか、ジャンルに富んだ総勢328名の豪華なキャストが出演。ド迫力の「ゴジラ」をぜひとも見逃さないで欲しい。
『シン・ゴジラ』は全国東宝系にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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