【特別映像】『ジャングル・ブック』驚異のメイキング解禁…少年以外すべてCGの映像ができるまで
ジャングルで育てられた人間の少年モーグリと、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描いた心揺さぶるドラマを、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー監督が、実写とCGが融合した最先端の映像テクノロジー
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壮大なジャングルや表情豊かな動物たちがすべてCGで表現された本作は、その驚異の映像美と主人公の少年モーグリの成長ストーリーが話題となり、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫る大ヒットを記録中。
今回解禁となったメイキング映像は、世界中で話題を呼んでいるその驚異の映像美の裏側に迫るもので、本編からはまるで想像もつかない、ブルーバックでの撮影の様子や、キャスト、スタッフのインタビューが収められている。
美しく伸び盛る草木や、ゆったりと流れる川が印象的なジャングルが舞台の本作は、なんとすべてロサンゼルスのスタジオで撮影された。スタジオに組まれたブルーバックと必要最低限のシンプルなセットという状況のなか、2,000人から選ばれた新星ニール・セディは、想像力とフレッシュな感性を存分に発揮し、主人公モーグリ役を見事に演じてみせた。
メイキング映像には、セットでの撮影風景と本編映像が併せて収録されており、まっさらなスタジオが美しいジャングルへと変貌を遂げる魔法のような製作過程を確認できる。ニールは、「ただ、そこを歩いてみて。後から画を足すから」とスタッフから指示されたというが、思わず「どうやって?」と思ったと明かしている。また、彼が演技をしやすいよう、各シーンにさまざまな“奥の手”が施されていることにも注目だ。
この驚異の変貌について解説する映像の最後で、ファヴロー監督はこう締めくくる。「ゴールは、何が現実か分からない状態を作り出すことなんだ。映画は感情的な体験であるべきだ。そのために良いストーリーを作る」と。あくまでVFXは、観客にストレスなく物語に没入してもらうための舞台装置であり、そのためにも全く違和感のない完璧なVFXを最新技術を持って実現させたというわけだ。
本作をスクリーンで目撃することは、現在のハリウッドの最先端を体感することにほかならない。
『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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