【特別映像】こんなカリスマ神父に人生相談したい!『神様の思し召し』本編シーン到着
昨年の第28回東京国際映画祭で観客賞を受賞し、話題を呼んだイタリア映画『神様の思し召し』が、いよいよ8月27日(土)より公開される。この爽やかで、ほのかにビターな後味のコメディドラマに登場する、“ムショ帰り”の型破りなカリスマ
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今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)。医師としては天才だが、傲慢で毒舌、周りからはケムたがられている。妻との仲は倦怠気味で、お気楽な長女はサエない男と結婚。でも、頭脳明晰な長男が医学の道を継いでくれれば満足だった。ところが、ある日、医学生の息子から突然「神父になりたい」と告げられる。息子をそそのかしたらしいピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)は、まさかの前科持ちであることがわかり、その正体をなんとか暴き、息子を我が道に戻そうと奮闘するトンマーゾだったが――。
命を救う医師、心を救う神父。そんな正反対の2人に、いつのまにか芽生えたまさかの友情。こんがらがった家族と孤独な人生は、どうやって治すのか…? 本作は、イタリアの太陽がくれた、陽気で素敵な人生賛歌の物語。
届いた映像では、毎晩友達と出かけていく息子アンドレアの行先を突き止めるため、トンマーゾが娘婿のジャンニを連れてこっそり息子の後をつけ、ピエトロ神父の存在を知る。集まった聴衆の割れんばかりの拍手の中、軽快な音楽に乗って登場するピエトロ神父。「いい気になって法王を目指すぞ」という軽妙な返しに始まり、彼はジョークを交えながら独特な語り口で、イエスと弟子たちの物語を語り始める。聴衆の心をつかむ型破りな神父の説教を聴いているうちに、早くも引き込まれているジャンニ。一方、堅物のトンマーゾだけは、息子の進路を妨げるピエトロ神父をうさんくさく思い、彼の正体を暴いて息子を医学の道に戻そうという決意を固くするのだった…。
カトリックの御膝元イタリアでなくても、こんなにもユーモアあふれて人生について教えてくれる神父がいたら、明日もまた楽しく生きていけそう。観る人までも癒される(?)カリスマ神父の登場シーンを、まずはこちらからご覧あれ。
『神様の思し召し』は8月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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