【特別映像】杉咲花、巨大ガニに舌づつみ!『湯を沸かすほどの熱い愛』
宮沢りえの主演最新作として注目を集める『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど本作から、“お母ちゃん”宮沢さんと旅に出かけた“娘たち”、杉咲花と
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「私には、死ぬまでにするべきことがある」――。ある日突然、「余命わずか」という宣告を受けた幸野双葉。その日から、彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決意、実行していく。まずは、1年前に家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させること、気が優しすぎる娘を独り立ちさせること、その娘をある人に会わせること…。母のこうした行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして、母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する…。
自主制作映画『チチを撮りに』が国内外で絶賛された、中野量太監督の待望の商業デビューとなる本作。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”・双葉を宮沢さんが熱演、頼りないけどなぜか憎めない“お父ちゃん”にオダギリジョー、娘・安澄に杉咲さん、旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李。そして、好演を見せる新人子役・伊東さんも加わり、新しい家族の物語を映し出す。
そんな本作から、このたび解禁となったメイキングは、母・双葉(宮沢さん)が、娘・安澄(杉咲さん)と鮎子(伊東さん)を連れて、初めての女三人旅で訪れた、海風漂う港の食堂のシーン。静岡県・戸田港にて撮影が行われた。ここの名物は、高足ガニ! 映像では、大きなカニの足を手にする杉咲さんと、宮沢さんに上手に殻を取ってもらった伊藤さんの、口いっぱいにほおばる姿がなんとも微笑ましい。
母娘、水入らずで過ごすひとときに、お腹いっぱいの高足ガニ。例えば、卵を落とした味噌汁、ごはんがぎゅっと詰まったいなりずし…、誰しも思い出に残る“幸せの味の記憶”があるならば、幸野家の娘たちが大人になって思い出すのは、もしかすると、高足ガニなのかもしれない。
『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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