スウェーデンのアカデミー賞でW受賞!『幸せなひとりぼっち』監督、初来日決定!
世界が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に沸いていた2015年末に公開され、スウェーデン映画史上、記録的大ヒットとなった『幸せなひとりぼっち』。このほど、日本での公開を記念して、本作でメガホンをとったスウェーデンのNo.1監督
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愛する妻の死をきっかけに、寂しさと哀しみにくれる“偏屈じいさん”オーヴェ。その日常は隣に引っ越してきたパルヴァネ一家により一変する。車のバック駐車、ハシゴのレンタル、病院への送迎、娘たちの子守…。次々とオーヴェを困らせる“うっとおしい”隣人は、いつしかかけがえのない友となり、凍てついた彼の心をゆっくりと溶かしてゆく…。
2015年のクリスマスに封切られるや、興行ランキング5週連続No.1を樹立し、20週を越える大ロングランヒットとなった本作。隣人一家との交流を通して、オーヴェという人間の生きざまを読み解き、「人は1人で生きられるのか?」「人生とは何か?」を問うヒューマンドラマだ。
自らの正義を貫いた彼だからこそ、迎えられた幸せな結末は多くの観客の胸を打ち、スウェーデンのアカデミー賞といわれる「ゴールデン・ビートル賞」で主演男優賞(ロルフ・ラスゴード)と観客賞をダブル受賞。それだけではなく、第89回アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作品にも決定している。
そしてこのたび、監督を務めたハンネス・ホルムの来日が決定。ホルム監督は1962年生まれ。俳優としてキャリアをスタートさせ、『One In a Million』(原題)で長編監督デビュー。『Adam & Eve』(’97/原題)やトロント国際映画祭で上映された『青空の背後』(’10)など、多くのコメディ作品の脚本と演出を手がけ、長年スウェーデンのエンターテインメント界の第一線で活躍している。
初来日に向け、監督からコメントが到着!「初めての来日になりますが、初恋の相手が日系ハーフの子であったため、常に心の中は日本への思いでいっぱいでした。黒澤明監督や是枝監督など日本には素晴らしい人と素晴らしい作品が沢山あります。なので、日本に行くのがとても楽しみです。この作品は、スウェーデンでは若い方に沢山見ていただくことが出来ました。日本でも恋愛に関する映画として、若い方に多く見ていただきたいです」と日本での公開に自信をのぞかせている。
『幸せなひとりぼっち』は12月17日(土)より新宿シネマカリテ&ヒューマントラスト渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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