ココだけはおさえておきたい!『スター・ウォーズ』と『ローグ・ワン』の大事なつながり
先日、主演のフェリシティ・ジョーンズ、共演のディエゴ・ルナ、そしてギャレス・エドワーズ監督の来日も決定した『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。とはいえ、「レイやBB-8が登場した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とはどこが違うの?」
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そんなあなたに、『スター・ウォーズ』過去作ではどんな話が描かれていたのか、『ローグ・ワン』とはどうつながっていくのか、おさえておきたいポイントをギュッと濃縮してご紹介。
まず、『スター・ウォーズ』はシリーズを通して、スカイウォーカー家の家族の物語が描かれているのが大きなポイント。シリーズ第1作目にあたる『エピソード4/新たな希望』、続く『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』では、名もなき青年ルーク・スカイウォーカーが、ジェダイの騎士として成長していく姿を描いている。
辺境の砂漠の星で暮らすルークは、ドロイドR2-D2にレイア姫が託した「“デス・スター”の設計図をオルデランにいる父親の元に届けてほしい」というメッセージを見て、オビ=ワン・ケノービと一緒にオルデランに向かうことに。その過程で、ルークはハン・ソロ&チューバッカと出会い、銀河の平和を守る反乱軍の一員に。そしてダース・ベイダーを擁する帝国軍に立ち向かい、見事デス・スターを破壊することに成功するのだ。
反乱軍のヒーローとなったルーク。しかし、彼の家族にまつわる衝撃的な事実が発覚する。ルークは師オビ=ワンから「父親はダース・ベイダーに殺された」と聞かされていたが、ベイダーと直接対決した際、「お前の父親は私だ」と告げられるのだ。しかし、誰からも恐れられる父ベイダーには“まだ善の心がある”と信じるルークは、再びベイダーと対決することに。息子をダークサイドに誘うベイダーだったが、ヨーダのもとで修行し、ジェダイの騎士として誇り高き心を持つルークは、命をかけて拒否。父を信じる強い想いはついに届き、ベイダーは死ぬ間際で善良の心を取り戻すのだ――。
つまり、壮大な『スター・ウォーズ』の物語は、この“家族の愛”がテーマとなっており、普遍的な父と息子の確執と和解、そして許しの物語といえる。ちなみに、『フォースの覚醒』はエピソード7にあたり、ベイダーの死から約30年後を描いている。
そして、本作『ローグ・ワン』では、ルークがジェダイの騎士に成長していくシリーズの原点『エピソード4』の直前までが描かれる。レイア姫がR2-D2に託し、ルークが届けようとしたデス・スターの設計図。これを盗んだのが、本作の主人公となる反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>なのだ。さらに、そんな本作にもシリーズ同様、“家族の愛”の物語は健在だ。ローグ・ワンを率いる主人公の女性戦士ジン・アーソ(フェリシティ)は、優しい両親と生き別れ、愛を知らない孤独な戦士となっていた。しかし、ある日、反乱軍から行方不明だった優しい父ゲイレン・アーソが、実は帝国軍の究極兵器デス・スターの開発者という事実を知らされる。
悪の帝国軍に力を貸す父の“善の心”を信じる娘ジン、という構図は、かつてのルークが悪の帝王の父ダース・ベイダーを信じる姿とまさに同じ! 生き別れた父に何があったのか? 『ローグ・ワン』は父を信じ続けるジンの、父と娘の愛の物語でもあるのだ。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全国にて公開。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』デジタル配信中。
《シネマカフェ編集部》
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