『SING』“世界唯一”の日本語吹替え版に「back number」プロデューサーら集結!
第74回ゴールデン・グローブ賞にてアニメーション作品賞、および主題歌賞にノミネートされた『SING/シング』。このたび、本作の日本語吹替え版音楽プロデューサーに、YUKIやSuperfly、「ゆず」「back number」などのプロデュースを手掛ける蔦谷好位置、また日本語歌詞監修に
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現在、世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒット中の本作。マシュー・マコノヒー、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エドガートン、トリー・ケリーといった豪華スターが夢の共演を果たし、歌声を披露することで注目を集めるミュージック・エンターテインメントだ。
その中でも、全編吹き替え版の制作が許されたのは、実はここ日本のみ。全世界で唯一の吹き替え版において、音楽が物語のテーマである本作のクオリティをキープするため、ハリウッド映画としては異例の豪華クリエイターが参加。
YUKI、Superfly、「ゆず」「エレファントカシマシ」、木村カエラ、Chara、JUJU、絢香、「back number」など、多くのアーティストへの楽曲提供や、アレンジ、プロデュースを手掛ける蔦谷好位置が、日本語吹き替え版音楽プロデューサーに。日本語の歌詞監修を、Superflyの「愛をこめて花束を」作詞をはじめ、JUJU、布袋寅泰、「Little Glee Monster」、今井美樹、「SMAP」など幅広いアーティストへ歌詞を提供、さらに「チャットモンチー」「9mm Parabellum Bullet」「GLIM SPANKY」などのバンドプロデュースも手がけ、歌詞も含めたトータルプロデュースに定評がある歌詞プロデューサー、いしわたり淳治が務め、音楽界のスペシャリストが共同制作を行った。
いしわたり氏は、フランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダー、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガなど、名曲からオリジナル曲まで登場する本作を、より日本の観客の心に響くような言葉で伝えるべく日本語歌詞の監修を担当。また、蔦谷氏は吹き替えキャストがより映画の世界に入り込み歌えるように、レコーディング時のプロデュースやボーカル収録のディレクションなどを担当したという。
オファーがきた際、「とても嬉しかった」と語る蔦谷氏は、「子どものころから聞いていたのは8割方洋楽で、その名曲の数々を日本の観客のために、日本の素晴らしいアーティストや声優と一緒に作れることはとても光栄なことでした」とコメント。「吹き替えをすることが、より多くの日本のお客さんに映画と楽曲の素晴らしさを知ってもらう架け橋になると思いました」と本作への参加を決めた理由に触れ、「どうしたらもっと伝わるだろうか、ということをずっと考えて作業していました」と語っている。
プロデュースをするにあたり心がけたことについては、「キャラクターの特徴とストーリーの流れ、感情をいかに引き出すかを意識してやりました。さらに日本語にすることで、原曲の魅力や本国がやりたかったことが損なわれないように、かつ日本の観客にわかりやすく伝えることを考えて作業しました」と説明している。
一方、いしわたり氏は「作業に入る前からずっとわくわくしていて、その気持ちは制作が進んでいくうちにさらに高まっていきました」と今回の参加に大きな喜びを感じている様子で、監修にあたって「いちばん気を配ったのは、いかに内容を崩さずリップシンクさせるか、です。そこにさらにキャラクターに合わせて、コミカルさであったり、繊細さであったりを盛り込んでいく、という作業でした」と解説。
さらに「たとえ一瞬しか出てこないキャラクターでも、その性格にまで想像を巡らせて、その間、ずっと表情と口の動きを凝視していたので、すべてのキャラクターたちに対する思い入れというか、愛情がものすごいです」と、個性的なキャラクターたちへの思い入れの強さに言及、「新しい形で音楽と映像と物語が融合した映画だと思います」と、本作に絶賛の言葉を贈っている。
きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲が使用されることや、主人公のコアラのバスター・ムーンを内村光良が吹き替えることが発表されている本作。この後も、吹き替え版キャストが続々発表されていくというが、どんな豪華キャストたちが揃うのか? 蔦谷氏、いしわたり氏が手掛ける日本版の音楽にも注目だ。
『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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