アカデミー賞、“発表トラブル”を起こした会計事務所との関係を継続
先月、アカデミー賞授賞式で起きた歴史に残る珍事件に進展があった。
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「最優秀作品賞」のプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに間違った封筒を渡してしまった会計事務所「プライスウォーターハウスクーパーズ」(「PwC」)のマーサ・ルイズとブライアン・カリナン。この2人が金輪際アカデミー賞授賞式に関与することがなくなったのは当然の結果ではあるが、映画芸術科学アカデミー会長シェリル・ブーン・アイザックスは「PwC」とは今後も関係を続けていくことをアカデミーのメンバーに伝えた。
「PwC」と協議を重ね、受賞者や受賞作品を管理する会計士を2人から3人に増やして“万
が一”に対応できるように備えること、授賞式に関わる会計士は携帯電話を預けること、あのような事件が2度と起こらないように「PwC」と定期的に関係の見直しを行うことがアカデミー側の条件だそうだ。
本来の受賞作は『ムーンライト』だったが、ウォーレンが『ラ・ラ・ランド』と発表してしまったハプニングは、マーサ・ルイズが本業そっちのけでスマホでエマ・ストーンの写真をツイッターに投稿するなど、気もそぞろな状態で間違った封筒をウォーレンに渡してしまったことから起きたとされている。
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