マハーシャラ・アリ、オスカー受賞後の人生の変化と人種差別を語る
マハーシャラ・アリの人生は、今年『ムーンライト』でアカデミー助演男優賞を獲得してからというものの、一変してしまったようだ。
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「GQ」誌の表紙を飾り、先日インタビューに応えた彼は、「バーニーズ(高級デパート)に行くと、俺の機嫌を取るために人が付いてくるんだ。参ったもんだ」と人生の劇的な変化に困惑を隠せない。というのも、マハーシャラは地下鉄に乗ると、乗客が指輪などのジュエリーを隠すという、肌の色だけで盗人扱いを受けるような幼少時代を過ごしてきた。「10歳くらいからそんな経験をしてきた。『俺ってなんだか恐れられている存在なんだ』っていうメッセージとして受け取ってきたよ」。
俳優としてセレブの一員に仲間入りした現在も、やはり人種差別を受けることがあるそうだ。ニューヨークのバークレーの道を歩いていたところ、数名の警官がやってきて「IDを見せろ!」と迫られたことも。また、過去には自分の本名である“マハーシャラルハズバズ・アリ”が2001年9月11に起きたアメリカ同時多発テロ事件のテロリストの一員として“警戒リスト”に入っているということも判明したそうだ。「ヘブライ語の名前とアラビア語の名字を持つテロリストって、どんな奴だよ?」とマハーシャラ。キリスト教の聖職者だった母に育てられ、旧約聖書から引用したヘブライ語のマハーシャラルハズバズと名付けられた彼だったが、後にイスラム教に改宗。名字をギルモアからアリに改名し、近年は名前をマハーシャラと名乗っている。
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