夭折したアントン・イェルチン主演!『ポルト』WEB版予告公開
昨年27歳の若さで亡くなったアントン・イェルチンが主演を務め、巨匠ジム・ジャームッシュが惚れ込んだ新鋭監督のもと異国で出会った男と女のラブストーリーを描く『ポルト』。このほど、情熱的な一夜の物語を予感させる
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ジェイクとマティは、ポルトガル北部の港湾都市ポルトで暮らす、よそ者(アウトサイダー)。2人はかつて、束の間の肉体関係を結んだことがあった。ジェイクは26歳、家族に追放されたひとりぼっちのアメリカ人。マティは32歳、恋人についてポルトへやってきたフランス人留学生。ある日、2人は、考古学調査の現場でお互いの存在に気づく。カフェでジェイクは、思い切ってマティに話しかけてみる。2人は気楽なたった一夜の関係を結び、その夜のできごとが、2人の人生を大きく変えていく――。
本作は、ポルトガルの港町“ポルト”を舞台に、異国に馴染めず放蕩を続けるアメリカ人の男と恋人を追ってフランスからきた女の人生を大きく変えた「忘れられない一夜」をめぐり、過去・未来が交錯する珠玉のラブストーリー。男=ジェイクを演じるのは、『スター・トレック』シリーズや、ジャームッシュ監督の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』などに出演し、将来を嘱望されながら、昨年逝去したアントン・イェルチン。
女=マティには、本作で英語作品に初出演、初めて主演を務めるルシー・ルーカス。そのほか、『ママは娼婦』(‘73)や『セラフィーヌの庭』『めぐりあう日』などのベテラン、フランソワーズ・ルブランなどが出演する。
メガホンをとったのは、2013年ヴェネチア国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞、本作が長編劇映画初挑戦となるゲイブ・クリンガー。彼の才能に惚れ込んだジャームッシュが製作総指揮を名乗り出た。
今回解禁となったWEB限定スペシャル・ロング・バージョン予告は、なんと2分半ものワンカット長回し。ブルース界の巨人、ジョン・リー・フッカーの「Shake it baby」に乗せ、男と女の出会いの瞬間を見事に捉えた、強烈なインパクトを残す映像となっている。
『ポルト』は9月30日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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