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それでも「普通にうれしかったですね。鷹の爪さんとご一緒させてもらって」と語り、「基本的にはずっと同じテンションなんですが、ちょっと遊べるシーンがあって、そこがすごく面白かったです。『中国、持ってこい』ってセリフがあって、あれは良かったですね」と見どころをアピールした。また、記者から「バットマンの声を披露して」と無茶ぶりされ、「普段はサービス旺盛なんですが、今日は風邪をひいていまして…」とわびる場面もあった。
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この夏、日本でも『ワンダーウーマン』が大ヒットを記録したアメコミ界の老舗「DCエンターテイメント」の人気キャラクターが、日本の低予算Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」とのコラボレーションを実現させた話題作。会見には、バットマン役の山田さんをはじめ、ハーレイ・クインを演じる知英、共演する格闘家のオカダ・カズチカ、ラッパーのDOTAMA、ベーシストのKenKen、主題歌を手がける「GLIM SPANKY」、そして監督のFROGMANが出席した。
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完成報告と銘打った会見だったが、FROGMAN監督は「一応、完成はしています…。ただ、修正したい点がいくつかあるので、プロデューサーと交渉したい」といまも、こわだりを追求中。「DCといえば、アメリカを代表するヒーローたちが勢ぞろいしているので、こっちも日本のすごい人を集めた。僕にとっては日米決戦。アメリカのコンテンツを打倒してやれという思いで作った」と語り、「かなり攻めた内容です。なんで(一部で報じられる)衆院選の前日に公開なんでしょうか…」と皮肉をこめて、作品をアピールしていた。
会見では、鷹の爪と週刊誌「週刊文春」とのコラボレーションによって誕生したキャラクターの“文春くん”が乱入する寸劇も行われ、「皆さん、何か後ろめたいことはありますか?」と突撃質問。出席者をポカーンとさせていた。
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『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。