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映画館で“VR映画”を楽しむ時代到来!東映ほか3社共同で始動

ゲームや音楽の世界ですでに注目を集め、様々な分野で実用化が始まっているVR(バーチャル・リアリティ)を、映画館で鑑賞できる共同事業「VRCC(VR Cinematic Consortium)」が始動することになった。

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劇場にVRコンテンツを配給する東映
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ゲームや音楽の世界ですでに注目を集め、様々な分野で実用化が始まっているVR(バーチャル・リアリティ)を、映画館で鑑賞できる共同事業「VRCC(VR Cinematic Consortium)」が始動することになった。

本事業は、ハードウェア技術を持つVAIO株式会社、劇場興行の東映株式会社、コンテンツ制作に精通した株式会社クラフターの3社が、映画館で気軽にVR映画を楽しめる環境を提供していくというもの。

これまでVRといえば、ユーザー個々の体験にとどまっており、本格的なVR機器も高価なことから、広く一般に普及できているとはまだ言えない状況にある。すでにVRを活用したゲームやアミューズメント施設は大きな人気を集めているが、映画館施設を用いた“多人数同時鑑賞”が可能な本格的VR映画の興行は、今回が世界初*の試み(*2017年12月現在、VAIO調べ)。

また、VRコンテンツ制作を望むクリエイターや映像プロダクションは多く、新たなコンテンツ制作の機会創出にもつながることをにらみ、事業は3社に閉じることなく、コンテンツ制作者や公開劇場を広く募っていくという。2018年3月(予定)より試験営業を開始し、成果を見ながら恒常的な興行を目指す。日本の映画界に、VR映画という新しい波が起きそうだ。

「VRCC」とは…
■VAIOがハードウェアの調達・最適化およびソフトウェアとネットワークを含むシステムを開発し、ワイヤレスで多人数が快適に同時視聴できるVR環境を構築する
■東映が、快適な空間と音響を有するシネコンにコンテンツを配給することで、VRの常識を覆すハイグレードな体験を提供する
■クラフターが、定評のある3DCGアニメーション制作力で魅力的なコンテンツを制作する(期初コンテンツには、人気IPアニメや人気アーティスト映像などを想定)


2018年3月(予定)の試験営業で上映するコンテンツなど、より詳しい内容については、2月にあらためて発表される予定。

《シネマカフェ編集部》

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