
グラミー賞のステージに立つのが初めてというアーティストの中にはあのケシャの姿が。ケシャといえば音楽プロデューサーのドクター・ルークに性的・肉体的・精神的に虐待を受けたと訴訟を起こし、数年間音楽活動を休止せざるを得ない状況に陥ったが、昨年5年ぶりに新作アルバム「Rainbow」をリリース。ステージでは同アルバムからのヒット曲「Praying」をシンディ・ローパー、カミラ・カベロら真っ白の衣装に身を包んだ女性たちと熱唱し、「女性の力強さ」を体現した。

ゴールデングローブ賞ではセレブたちが真っ黒な衣装でセクハラへの抗議運動「Time's Up」に参加したが、グラミー賞では多くのアーティストたちが白いバラを身につけて「Time's Up」をサポートした。

ツアー公演からの引退を宣言したエルトン・ジョンは、パフォーマンス時にピアノの上に一輪の白いバラを置いて「Time's Up」への支持を表明。マイリー・サイラスと自身のクラシックソング「Tiny Dancer」をデュエットした。
