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本作の冒頭は、全米のスポーツ専門チャンネルESPNのスポーツドキュメンタリー番組「30 for 30」が2014年1月16日に放送した「The Price of Gold(金メダルの代償)」というトーニャについてのエピソードから始まる。マーゴットがトーニャ、セバスチャン・スタンがその元夫ジェフ・ギルーリーになりきり、インタビューに答えているシチュエーションをキャストたちが完全再現。
最近では『デッドプール』でも広く知られるようになった、カメラ目線で観客に向かって話しかけていく演出は本作の醍醐味といわれている。
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■ツッコミたくなる! クスッと笑える! 冒頭の10分間
到着した映像では、「これは大マジメな真実のインタビューに基づいている。大いに議論はあるだろうが…」という説明のあと、タバコを片手にトーニャが世間からのイメージについて語ったり、元夫・ジェフが「27歳で俺はアメリカで最も嫌われる男になった、世界中でかも」と話したり。また、肩に小鳥をのせた母親・ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)が、小鳥のことを「6番目の旦那よ、いままでで最高」と発言する姿も…。
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ほかにも、トーニャのコーチ・ダイアン、トーニャの元ボディガード・ショーン、ゴシップ番組「ハードコピー」元リポーターまで、クレイジーすぎる本作の登場人物を完コピし、実際のインタビューをパロディ的に再現した映像が次から次へと流れる。そしてインタビュー映像から、スケートリンクに連れ出され、コーチのダイアンに初めて出会った3歳のトーニャから、手作りファーコートをからかう子たちに中指を立てる12歳のトーニャ(マッケナ・グレイス)の姿も映し出される。
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すでに本作を観賞した人たちからは、「虐待に反撃するトーニャが好き」「おっかないオカン役のアリソン・ジャネイが強烈で、オスカー助演女優賞も納得」「めちゃくちゃ面白い! こりゃ現代版羅生門か?w」「マーゴットロビーは気合いが入ってて見てて清々しい」といった反響の声が続々。フィギュア界から追放され、プロボクサーへ転身した波乱万丈な人生を送った”トーニャ"という人物への驚き、そんなトーニャの姿を見事に再現し、スキャンダルの真っ最中だった"あの頃"を蘇らせたマーゴットの熱演にも絶賛の声が上がっている。
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“氷上のプリンセス”から“犯罪者”へ…。実話なのに、どこまでが本当なのかもわからない!? そんなトーニャの半生をまずはこの映像から確認してみて。
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は全国にて公開中。