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『春待つ僕ら』は90年代の恋愛ドラマ!? 平川監督「再現しているような感じで楽しい」

土屋太鳳、北村匠海、小関裕太という最旬若手キャストが集結した『春待つ僕ら』。この度、監督の平川雄一朗が本作で描かれるラブストーリーへの自信を語った。

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『春待つ僕ら』(C)あなしん/講談社 (C)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
『春待つ僕ら』(C)あなしん/講談社 (C)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会 全 6 枚
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土屋太鳳、北村匠海、小関裕太という最旬若手キャストが集結し、青春映画の傑作『ROOKIES-卒業-』の監督と、日本中が泣いた『君の膵臓をたべたい』のプロデューサーが強力タッグを組んで贈る『春待つ僕ら』。この度、監督の平川雄一朗が本作で描かれるラブストーリーへの自信を語った。

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■「ラブジェネ」「ロンバケ」に「恋ノチカラ」…「最高でしたよね!」


本作を企画した、『世界の中心で、愛をさけぶ』や『君の膵臓をたべたい』など数々のヒット作を世に出してきた春名慶プロデューサーは、「男子の青春を得意とする平川監督を起用することで、バスケの臨場感や仲間との絆に宿る“豊かな人間ドラマ”を期待した」とオファーをした当時をふり返る。

本作では、春名プロデューサーが平川監督に期待した個性あふれる4人のバスケ部男子(北村さん&磯村勇斗&杉野遥亮&稲葉友)の男のアツい友情だけでなく、主人公の“ぼっち女子”・美月(土屋さん)、その幼なじみ・亜哉(小関さん)らのラブストーリーも描かれる。平川監督は、プロデューサーからオファーを受けた際に少し戸惑ったというが、「ラブストーリーも人間ドラマですからね。僕が好きな90年代の恋愛ドラマを再現しているような感じで楽しいです」と自信を覗かせる。

『春待つ僕ら』現場レポート(C)あなしん/講談社 (C)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会『春待つ僕ら』現場レポートより
特にフジテレビの恋愛ドラマが好きだったという監督は「『ラブジェネ(ラブジェネレーション)』に『ロンバケ(ロングバケーション)』を代表とする月9ドラマ、あと『恋ノチカラ』(木曜10時)も好きだったな。あれ最高でしたよね! これまでに自分が観てきた作品をヒントに演出したりもしています」と、当時、自身が夢中になった恋愛ドラマのドキドキが本作にも生かされていると明かす。

■「『ROOKIES』を超えるスポーツ映画にもしたい」


さらにその一方で、ラブストーリー以外についても監督は「原作よりも濃くしないように気を付けましたが、僕は原作の奥にある本当のその人たちの気持ちが気になってしまうんです。“この人はなんでこういう行動を起こしたのか”って」と、濃い人間ドラマに期待が高まるコメント。

この言葉を裏づけるかのように、主人公の美月を演じた土屋さんは「平川監督が、“学園モノではなく、人間ドラマとして、しっかり撮りたい”とおっしゃっていたので、その想いをヒシヒシと感じました」と、完成した作品に監督の想いが色濃く反映されていたと語る。

『春待つ僕ら』現場レポート(C)あなしん/講談社 (C)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会『春待つ僕ら』現場レポートより
そして、亜哉を演じた小関さんもまた、「平川監督は、“ただの恋愛映画にしたくない。『ROOKIES-卒業-』を超えるスポーツ映画にもしたい”とおっしゃっていました。実際に完成した作品を観て、三角関係の恋愛もありますが、そのドラマをプッシュする力が、バスケにあると感じました。バスケの試合が始まった瞬間、一気に引き込まれるエネルギーを感じたので、恋愛映画であり、青春映画であり、スポーツ映画だなと思いました」と熱く語る。恋だけではない、バスケを通した青春、若者たちの成長が描かれているというのだ。

『春待つ僕ら』(C)あなしん/講談社 (C)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
90年代の恋愛ドラマを彷彿とさせつつも、“人間”にフォーカスした本作は、幅広い年齢層に響くはず。バスケと、友情、そして恋。様々なキャラクターが交差し、紡ぎ出す青春の物語に、この冬、誰もが胸を熱くすることになりそうだ。

『春待つ僕ら』は12月14日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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