総製作費70億円を投じて完全映像化された本作。原作者の福本氏は中国封切時に「『カイジ』の世界が、またひとつ、これで広がりました! 皆で、ハラハラドキドキの『カイジ』を、楽しんで下さい」とコメントを寄せ、話題となった。
日本では藤原竜也の当たり役となったカイジ役を務めるのは人気俳優リー・イーフォン、その恋人リウ役には『サンザシの樹の下で』『シチリアの恋』のチョウ・ドンユィ、さらに利根川の役どころをハリウッドのベテラン、マイケル・ダグラスが怪演。中国ならではのド迫力のアクションシーンも追加され、『スパイダーマン』シリーズ、『X-MEN』シリーズなどハリウッドの第一線で活躍するCGスタッフ総勢150人が参加した。
そして、勝負を通して描かれるのは、“人生は逆転できる”という前向きなテーマ。アカデミー賞受賞スタッフが担当する音楽は、主人公・カイジの諦めない姿勢を後押しし、快感を何倍にも膨らませてくれる。
この度公開されたのは、お馴染みの“限定じゃんけん”や、ピエロVSモンスターのバトルをはじめ、目を疑うほどの圧倒的ビジュアルが展開する新予告映像。大迫力のアクションシーンもプラスされ、新たな「カイジ」の世界を描き出している。
■ストーリー
定職にも就かず自堕落な日々を過ごしていた青年カイジは、ある日、友人に騙され借金を負う。借金額は5300万円。カイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるという、「宿命」の名を冠すギャンブル船「デスティニー」に乗り込む。そこで行われるのは、カード12枚を使った「限定ジャンケン」。謎の組織が裏で取り仕切るそのギャンブルは、うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証はない、というものだった。「負け組」のエース、カイジ。命を賭けた究極のゲームの幕がいま開く――。
『カイジ 動物世界』は1月18日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、同月下旬より大阪のシネ・リーブル梅田にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2019」にて上映。