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★注目ポイントその1.オスカー女優ブリー・ラーソンによる迫真の演技
マーベル初の女性ヒーロー単独主役に大抜擢されたのは、『ルーム』(15)で第88回アカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン。彼女は出演する作品1つ1つで徹底的な役作りを行っている。
例えば『ルーム』では、まず食事制限とトレーニングで筋肉をつけてから体脂肪を12%まで落とし、外界との関わりを避け、太陽光さえも浴びないようにするという、演じる役同様、外の世界と隔離された日常生活を送り始めた。
また、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)では過酷な調査もいとわないフォトジャーナリスト、ウィーバーを演じるため、ヴィンテージもののカメラも使いこなせるようにセットでもできるだけ自ら撮影するなど、演じる役に少しでも近づくように並々ならぬ努力を積み重ねてきた。
今回演じるキャプテン・マーベルでは、撮影が始まる9か月前からトレーニングを始め、スタントもほとんど自分でこなしたそう。極限まで自分の役を磨く彼女のタフな一面があったからこそ、記憶を失いつつも、本当の自分を探すために何度も立ち上がるという、強い精神を持つヒーローを演じ切ることができたのだ。

★注目ポイントその2.記憶がない…けれどマーベル最強!?
マーベル史上最強ともいわれる力を持つというキャプテン・マーベルは、記憶を失くしたヒーローだ。自分がどのように育ってきたのか分からない、家族や友人と過ごした記憶もない、さらに身に覚えのない記憶がフラッシュバックすることから、どこかほかの仲間とは違うところに恐怖や不安、孤独感を抱いている。
しかし彼女は、そんな過酷な状況を跳ね返すかのように、迫りくる正体不明の敵と戦い、自らの過去を追い求めようとする。そのタフな精神は彼女にしかない魅力でもあり、キャプテン・マーベルの持つ強力なパワーも含め、その精神的な強さも“マーベル史上最強”とうわさされている1つの理由なのかもしれない。

さらに、キャプテン・マーベルはその強さから“ネクストアイアンマン”との呼び声も高まっている。確かな才能と強さを兼ね備えたアイアンマンにも匹敵するほどのキャプテン・マーベル。その活躍には相当な期待ができるとともに、今後のMCUの最前線に立つとされる新たなヒーローの誕生はファン必見だ。
★注目ポイントその3.“記憶”を巡るサスペンスフル・アクション! 最後に待つのは“大どんでん返し”!?
本作は、キャプテン・マーベル自身何者なのかも分からない、敵の正体も分からないという“謎”が徐々に解き明かされていくという展開がある。キャプテン・マーベルの記憶に隠された驚愕の事実に向かって繰り広げられる、先が読めないサスペンス要素は、いままでのマーベルにはなかった新しい展開で、最後には観客の予想を見事に裏切る“大どんでん返し”が待っているのかも――。
強大な力を持つキャプテン・マーベルのアクションとサスペンスの融合によって繰り広げられる、疾走感溢れるストーリーは、一瞬たりとも目が離せなくなりそうだ。
また、アベンジャーズ誕生前の1990年代を舞台に物語が繰り広げられることから、キャプテン・マーベルとアベンジャーズの関係、さらに4月26日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』に繋がる何らかの展開が進むことが予想される。
物語を経る中で、アベンジャーズとの関係や謎の真相が明かされ、それを解決していくスリリングな展開を楽しむことができる本作は、マーベルファンにとって絶対に見逃せない作品であることはもちろん、全くマーベル映画を観たことがない人にとっても楽しめるものとなるだろう。
『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。