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本作は、「その日のまえに」「流星ワゴン」「とんび」など多数の著書が映像化、教師と生徒の関係を描き続けてきた重松氏が、“特に教師濃度の高い作品集”と語る短編集「せんせい。」所収「泣くな赤鬼」の映画化。
すでに、“赤鬼先生”と呼ばれる城南工業野球部監督で主人公の小渕隆役を堤真一、彼のかつての教え子・斎藤智之(ゴルゴ)役を柳楽優弥、その妻・雪乃役を川栄李奈が演じることが決定している。
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そして今回新たに、赤鬼先生を支える妻・陽子役に、連続テレビ小説「半分、青い。」や「義母と娘のブルース」での好演が記憶に新しい麻生祐未。余命半年の息子・ゴルゴを支える母の智美役に、連続テレビ小説「半分、青い。」や『銀魂2 掟は破るためにこそある』への出演が話題となったキムラ緑子。そして、かつて城南工業でゴルゴと共に甲子園を目指したライバル・和田圭吾役を、『Bros.マックスマン』「昭和元禄落語心中」、現在放送中の「メゾン・ド・ポリス」にも出演する若手俳優の竜星涼が演じる。

麻生さんは本作について「愛に溢れる映画です。様々な人と出会い向き合っていくのは、時に難しいこともありますが、必ず何か方法があるはず、と感じさせてくれます。もしかしたらあの時、あの人は? と、思い出してしまうかも。周りの人に優しく接したくなるような作品です」と素敵な映画だと語り、「監督のお人柄でとても良い雰囲気の現場」と撮影をふり返ったキムラさんは、「柳楽さん演じるゴルゴの母親役―お会いするのも初めてだったので、彼が息子なんだと、そのシチュエーションをイメージして、、、ただそれだけを大事に演じました。台詞を真っ直ぐにぶつけてくださり、とても繋がれたと感じています」と“息子”柳楽さんとの共演を語っている。
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また脚本を読み、「即この作品の一員になりたい」と思ったという竜星さん。「1番大事な青春時期、その時の思い出はどの時代より濃く残って大人になっていくのではないでしょうか。青春時代のやり残したこと、言いそびれた言葉、この作品を通して少しでも自分が表現できれば」と思いを明かす。さらに、映画を観て改めて本作の人間ドラマに感動したそうで「この作品に参加できた事を誇りに思っています。公開を是非楽しみにしていてください」とコメントしている。
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『泣くな赤鬼』は6月14日(金)より全国にて公開。