元ベストセラー作家の孤独な女が、コレクター相手に有名人の手紙を捏造して売るという、伝記作家リー・イスラエルの衝撃の自伝を完全映画化した本作。コメディに定評のあるメリッサが、詐欺師に転落したベストセラー作家という初のシリアス演技で新境地を開拓。
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リーの旧友ジャック・ホックを演じたリチャード・E・グラント(『LOGAN/ローガン』)とともに、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演男優賞にノミネート。さらにニコール・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティが脚色賞にノミネートされた。
なお、メリッサは『パペット大騒査線 追憶の紫影』で第39回ゴールデン・ラズベリー賞のワースト主演女優賞を受賞するも、本作の演技が絶賛されたことで「名誉挽回賞(Razzie Redeemer Award)」を贈られたことでも話題を呼んだ。
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ストーリー
ベストセラー作家から転落したリー。いまではアルコールに溺れ、仕事も続かず、家賃も滞納、愛する飼い猫の病院代も払えない。生きるために著作を古書店に売ろうとするが、店員に冷たくあしらわれ、かつてのエージェントにも相手にされない。
どん底の生活から抜け出すため、大切にしていた大女優キャサリン・ヘプバーンからの手紙を古書店に売るリー。それが意外な高値で売れたことから、セレブの手紙はコレクター相手のビジネスになると味をしめたリーは、古いタイプライターを買い、紙を加工し、有名人の手紙を偽造しはじめる。
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様々な有名人の手紙を偽造しては、友人のジャックと売り歩き大金を手にするリー。しかし、あるコレクターがその手紙を偽物だと言い出したことから疑惑が広がり、ついにFBIが捜査に乗り出す。もう偽造した手紙を売ることはできなくなったリーは、ジャックの提案で有名人の手紙の原本を図書館から盗み出すことにするが…。
『ある女流作家の罪と罰』は6月19日(水)先行デジタル配信開始、7月3日(水)よりDVDリリース(3,800円+税)。