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これまでも様々な能力で世界の危機を救ってきたX-MEN。特に大統領の命を救ったミスティークことレイブンは国民的な英雄となり、弾圧されているミュータントの救済活動に励んでいることから、若きミュータントの憧れの存在となった。
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X-MENの司令塔的な存在でもあるミスティークを演じるのは、28歳の若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスだ。2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から8年間、あどけなさのある初登場から大人の女性へと成長を見せてきた。
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青い肌を持ち、変幻自在の能力であらゆる人物に姿を変える能力を持つミスティーク。幼少期に出会ったプロフェッサーXことチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)らとX-MENの発足に奔走する。『ファースト・ジェネレーション』では思春期まっただ中ということもあり、自身の“本来の姿”に葛藤を感じるように。やがてマグニートー(マイケル・ファスベンダー)の言葉に共感し、自分の個性を認めるようになるのだが…。このときジェニファー自身もまだ10代で、イノセントなあどけなさが残っている。
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それから約10年後を描いた『X-MEN:フューチャー&パスト』('14)では、ミスティークは大きく成長。この間、ジェニファー自身も『ハンガー・ゲーム』でさらに人気を得て、『世界にひとつのプレイブック』でオスカーを獲得する。ブライアン・シンガーが「純真さが少なくなり、進化する」キャラクターだと解説する通り、仲間であったプロフェッサーXらと対立する場面も。
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さらに10年後を舞台にした『X-MEN:アポカリプス』(’16)では、東ベルリンに潜入してナイトクローラー(コディ・スミット=マクフィー)の救助に奔走するなど、変幻自在な活躍を披露した。なんといっても、常に最前線で敵に立ち向かう姿がカッコいいのだ。
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そして今回初解禁されたのは、『X-MEN:ダーク・フェニックス』で宇宙ミッションへと向かうミスティークをとらえた場面写真。その強い眼差しから責任感の強さが感じられる。
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だが、その任務の最中、ジーン(ソフィー・ターナー)のもうひとつの人格<ダーク・フェニックス>が覚醒。予告編にも描かれている通り、最強となった<ダーク・フェニックス>が暴走を始める。誰よりも仲間を気遣い、ジーンの親友として「絶対に見捨てない」と声をかけるミスティークだが、圧倒的なパワーが目の前に立ちはだかる。
シリーズ最終章となる本作では、ミスティークをはじめとするX-MENのメンバーたちは壮絶なクライマックスを迎えることになりそうだ。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。