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【ネタバレあり】『アベンジャーズ/エンドゲーム』気になる“あのシーン”を徹底解説

アイアンマンはなぜ宇宙にいたのか? アイアンマンとキャプテン・アメリカはなぜギクシャクした関係なのか?などなど、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の気になる“あのシーン”をいくつかふり返ってみた。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) Marvel Studios 2019
『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) Marvel Studios 2019 全 12 枚
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かつて社会現象を巻き起こした『タイタニック』(1997)を超え、全世界歴代興行収入ランキング2位に躍り出て、まもなく『アバター』(2009)も超えて全世界歴代NO.1も間近という『アベンジャーズ/エンドゲーム』

すでに本作の感動と興奮を目撃した人も増えている中、なぜ冒頭からヒーローたちは暗い表情をしているのか? なぜアイアンマンは宇宙にいたのか? なぜアイアンマンとキャプテン・アメリカはギクシャクした関係なのか? などなど、気になる部分が残っている人も多いのではないだろうか。今回はそんな人のために、『エンドゲーム』の“あのシーン”をいくつか解説しよう。

>>『アベンジャーズ/エンドゲーム』あらすじ&キャストはこちらから

※以下『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレを含みますので、ご注意ください。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前に何が起きた?


『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2018 MARVEL
本作では、宿命の敵サノスに復讐を果たす、アベンジャーズ最後の戦いが描かれる。サノスとは、宇宙のバランスを取り戻すという自身の信じる“正しい理由”から、宇宙に生きる者の半分を滅ぼした最凶最悪のラスボス。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラックウィドウらアベンジャーズは、その計画を阻止すべく立ち向かったものの、サノスの計画は実現、アベンジャーズのメンバーを含め、全宇宙の生命の半分は塵と化して消えてしまった。世界が変わり果てた姿になってしまったいま、消えてしまった仲間たちを救うべく、サノスに再び戦いを挑むこととなる。その戦いを描いたのが本作だ。

なぜアイアンマンとネビュラは宇宙に取り残されていたのか?


『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
冒頭では、アイアンマンとネビュラが宇宙船で過ごす様子が映し出されている。なぜ彼らだけ宇宙に取り残されているのか。サノスの野望を阻止するため、タイタンという惑星へ集結したアイアンマンとネビュラ、そしてピーター・クイルらガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ドクター・ストレンジ、スパイダーマンたち。彼らはサノスからインフィニティ・ガントレット(6つのインフィニティ・ストーンをはめることで、その強力なパワーを発揮するアイテム)を奪う戦略を立て、果敢に立ち向かった。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
あと一押しで彼の腕からインフィニティ・ガントレットをはずすところまで迫ったものの、結局かなわず、ドクター・ストレンジからタイムストーンを奪ったサノスは、最後のマインドストーンを地球のワカンダで手に入れ、その野望を実現させてしまう…。アイアンマンとネビュラ以外は塵となって消えてしまい、2人だけが宇宙に取り残されてしまったのだった。

アイアンマンとキャプテン・アメリカの関係って?


『アベンジャーズ/エンドゲーム』(C)Marvel Studios 2019
キャプテン・マーベルによって、無事宇宙から地球へ戻ってくることができたアイアンマン。しかし、戻ってくるや否や、アイアンマンはキャプテン・アメリカに激しく詰め寄っている。彼らの間には確執があるようだが、一体何があったのか?

アイアンマンとキャプテン・アメリカは、かつてアベンジャーズとして共に戦ってきたが、その戦いが大きくなるにつれて一般市民への被害も膨大なものとなり、ついにアベンジャーズは国際的な政府組織の監視下に置かれる状態に迫られた。市民を危険にさらした罪の意識を抱えるアイアンマンと、自分たちの行動は自分たちで決めるべきだというキャプテン・アメリカの考え方の違いから2人は激しく対立し、アベンジャーズを2つに引き裂く戦いまで引き起こすこととなったのだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
その戦いのあと、キャプテン・アメリカは「お互い信じる道を行こう。僕を必要なとき、必ず駆け付ける」というメッセージを残しだが、やっと2人の再会が実現したのは、サノスによる悲劇が起こった直後。アイアンマンは、キャプテン・アメリカが自分のもとに駆け付けなかったことを責めたが、最大の危機が迫ったいま、熱い握手を交わし、再び協力することを決心した2人は、失われた人々を救う史上最大の戦いへ挑むこととなる。

アントマンはなぜバンからでてきたのか?


『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
トランクルームに放置されていたバンから突然飛び出してきたのは、驚異のスーツを身に着けることで身長1.5cmになるヒーロー、アントマン。彼もまたサノスによって消されたうちの1人と思われていたのだが、実はそうではなかった!

もともと彼と行動を共にしていたのは、相棒的存在であるワスプと、ワスプの父であり、アントマンスーツの生みの親・ピム博士とその妻ジャネット・ヴァン・ダイン。かつてアントマン誕生の秘密が隠されていたピム博士の研究所を狙っていたエイヴァという女性を治療するエネルギーを採取するため、バン内にある機械を使って量子世界へ向かったアントマン。無事エネルギーを採取し、ピム博士に引き戻すよう伝えた彼だったが、ピム博士、ワスプ、ジャネットからの応答が全くない。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
実はアントマンが量子世界へ行ったタイミングで、サノスによる野望が実現されてしまい、3人が塵となって消えてしまったのだ。アントマンは量子世界に“5年間”、たった1人取り残されることになる。偶然にもバンから出てくることができたアントマンは、危機的状況を知り、消えた人々を救うため、量子世界と関係する前代未聞の計画をキャプテン・アメリカに伝えるのだった――。

アイアンマンがスパイダーマンを大事に思う理由


『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
アントマンから無謀な計画を伝えられたトニーことアイアンマンだが、妻ペッパーと娘モーガンと幸せな家庭を築いていた彼は、その生活を脅かす恐れのある計画に即座に反対する。思い悩むトニーがふと眺めたのは、スパイダーマンのピーター・パーカーとの写真。スパイダーマンもまた消えてしまったうちの1人だ。

2人の出会いは、かつてアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立した際にトニーがピーターに声をかけ、アベンジャーズに参戦したことから始まった。それ以降、“アベンジャーズに仲間入りし、一人前のヒーローとして認められたい”という夢を抱いていたスパイダーマンは、バルチャーという敵がN.Y.を襲撃したときも1人で立ち向かう勇敢さをみせ、ついにアイアンマンからアベンジャーズの一員として認められたのだった。

スパイダーマンは、アベンジャーズの一員として共にサノスに立ち向かったが、激闘の末、アイアンマンの目の前で塵となって消えてしまう…。トニーにとって、我が子のような親しみを感じ、高校生でありながらもいち仲間として大事に想っていたスパイダーマンを失ってしまったことは相当なショックだったとともに、激しい自責の念に駆られていた。彼はスパイダーマンを取り戻すため、タイムトラベルという前代未聞の計画を実行することを決心する。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』 (C) 2019 MARVEL
これらのポイントをチェックしたら、ぜひもう一度『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てほしい。いままで気づかなかった、新たな面白さを発見することができるはず!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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