『ファンタジア』&『ダンボ』のアニメーター、ミルトン・クォンが死去
ディズニー映画の『ファンタジア』、『ダンボ』などを手掛けたアニメーターのミルトン・クォンが亡くなった。享年105。
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6月18日(現地時間)、カリフォルニアの自宅にて、息を引き取ったという。自然死だった。息子でアーティストのマイク・クォンが「The Hollywood Reporter」に明かした。「父は最期のときまで、絵を描いていました」とのこと。
ミルトンはシュイナード芸術学校(現カリフォルニア芸術大学)から奨学金を受けて学び、1939年にウォルト・ディズニーに入社。『ファンタジア』の「花のワルツ」や「アラビアの踊り」のシーンや『ダンボ』を担当した。
第二次世界大戦中は17人のアーティストからなるチームのトップとして、「ダグラス・エアクラフト」の爆撃機や輸送機の修理マニュアルをイラストで描いたという。終戦後はディズニーのPR部門で活躍。「メイク・マイン・ミュージック」や「南部の唄」のプロモーション用のアートワークを手掛けた。1951年には広告代理店「BBD&O」で、初の中国系アメリカ人としてディレクターに就任する。その後、1964年からパッケージ会社「Sealright Co.,」に勤め、1980年に退職した。
ミルトンは俳優やエキストラとしての顔も持ち、『スピード』、「NYPDブルー」などに出演していた。
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