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京都・東本願寺にて公道を封鎖して行われたレッドカーペットアライバル(全長110メートル)は、降りしきる雨の中、集まった1,500人のために特別にマスコミ以外の一般客にも写真撮影が許され、大盛り上がり。松坂さんから「皆さんの興奮が伝わっているのか、先程から匠海くんの汗が止まらなくて…」と振られると、レッドカーペット上からしきりに汗をぬぐっていた北村さんは「雨が降っているので涼しいはずなのですが、皆さんの熱気で汗が止まらん!!」と応じるひと幕も。

また、浜辺さんは「映画に出てくるシーンの中で『鴨川デルタ』が印象的なのですが、京都の代表的なデートスポットで、皆さん等間隔に座るというのを聞いたので、是非その中に混ざりたいなと思いました」と明かしていた。

その後、京都タワーを背景に、東本願寺境内に設置した縦5,5m×横10mの巨大スクリーンにて初めての野外上映会が実施された。上映後、北村さん、松坂さん、浜辺さんの突然のサプライズ登場に歓喜の悲鳴が上がる中、それぞれに雨の中に集まってくれたことを心配しつつも、用意した1,500席を埋め尽くす観客に興奮を隠せない様子でトークに花を咲かせた。
その光景に、北村さんは「感無量です。僕自身もこんなに大きなイベントは中々経験できないことで、それがはじめて声優をやらせて頂いた『HELLO WORLD』だというのが本当に嬉しくて、もっともっと多くの方々にこの作品を観て頂けるよう、より一層頑張ろうと思いました」とコメント。

また、今回苦労した点については、「台本に『うひぃ』というセリフがあるんですけど、普段自分が出さない声は大変でした。でも、色々なシーンで『うひぃ』が登場するのでたくさん録ったのですが、完成したのを見たら、それがたった一つになっていて、実はやっていて全然『うひぃ』に自信がなかったので助かりました(笑)」と、胸をなでおろした(?)よう。
一方、松坂さんは、「今回収録がプレスコという、我々が声を入れる時に画が無い状態だったのですが、台本のト書きやセリフ、監督の言葉を頼りにして想像して声を入れていくのがとても苦労しました」と告白。「生身のお芝居と違う部分としては、相手が何か衝撃的なことを言ったときの返しのリアクションとして『っあ』みたいな声を入れるのですが、今までそういった描写の入ったアニメを違和感なく見ていた身としては『なるほど…ここで声が必要なんだ』と勉強になりました」と、しみじみとふり返っていた。
『HELLO WORLD』は9月20日(金)より全国東宝系にて公開。