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エマ・ストーン、10年の間にオスカー女優に 『ゾンビランド』プレミアにキャスト集結

『ゾンビランド:ダブルタップ』のワールドプレミアが先週末にロサンゼルスで開催され、ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリン、エマ・ストーンが姿を見せた。

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『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア 全 8 枚
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前作『ゾンビランド』から10年の月日を経て、再び同じキャストが集結する『ゾンビランド:ダブルタップ』。そのワールドプレミアが先週末にロサンゼルスで開催され、いまや全員がアカデミー賞受賞&ノミネート俳優となったウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリン、エマ・ストーンが姿を見せ、大歓声を受けた。

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ワールドプレミアには、キャスト陣に加え、『ヴェノム』でヒットメーカーとなったルーベン・フライシャー監督らも参加。普段UCLAの学生たちで賑わうウエストウッドヴィレッジに白くそびえたつ、リージェンシー・ヴィレッジ・シアターが、“ゾンビランド”と化した。

全米公開を10月18日(金)と目前に控えたウディは、「こんなに楽しい仕事は他にないよ。わかるだろ? 一日中笑いっぱなしさ。この作品に参加できて、本当に光栄だよ」と感慨深い様子。アビゲイルも「ここまでくるのに長い道のりだった気がする。10年だもんね。(またみんなと仕事できるのは)素晴らしかったわ! 再会すると同時に、ずっと一緒にいたかのような感じで打ち解けられたの」と笑顔で語った。

前作『ゾンビランド』から10年、それぞれが躍進


アメリカで2009年、日本では2010年に公開された前作『ゾンビランド』といえば、ゾンビ映画ファンだけではなく、多くのファンに親しまれているが、その理由の1つは魅力的で豪華なキャスト陣。10年の月日が流れ、それぞれが大スターとなったことでも大きな期待と注目を集めている。


ウィチタ役を演じるエマ・ストーンは、前作や初主演作『小悪魔はなぜモテる?!』(’10)で脚光を浴び、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』『アメイジング・スパイダーマン』2作などに相次いで抜擢、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされ、2016年日本でも大ヒットした『ラ・ラ・ランド』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得。『女王陛下のお気に入り』でも同助演女優賞にノミネートされるなど、人気と実力を備えた女優として大躍進を遂げた。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
エマの妹リトルロック役を演じたアビゲイルといえば、M・ナイト・シャマラン監督『サイン』で映画デビューし、『リトル・ミス・サンシャイン』(’06)のキュートなオリーヴ役で10歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネート。以降、映画『エンダーのゲーム』『8月の家族たち』やドラマ「スクリーム・クイーンズ」などで活躍を続け、いまや23歳のレディに成長。プレミアにはボーイフレンドを伴って参加した。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
また、ノア・バームバック監督『イカとクジラ』(’05)でその演技力が注目されていたコロンバス役のジェシー・アイゼンバーグは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、超早口なクセのある天才キャラがハマり役に。『グランド・イリュージョン』シリーズや『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ほか、現在『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』が日本公開中だ。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
個性派俳優として名を馳せてきたタラハシー役のウディは、前作の後に『ハンガー・ゲーム』シリーズ(’12~15)でよりファン層を広げ、ジェシー主演の『グランド・イリュージョン』シリーズや『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』など大作にも出演。『スリー・ビルボード』の警察署長役で、『ラリー・フリント』(主演男優賞)『メッセンジャー』(助演男優賞)に続く自身3度目となるアカデミー賞(助演男優賞)にノミネートされたことが記憶に新しい。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
ウディは今回の再会を喜び、「全員が揃うことがとても大事だった。みんなファミリーなんだ。素晴らしきファミリーさ。一緒にいるととても楽しい。この作品がヒットして、3作目が作られることを願っているよ」とコメントし、早くもさらなる続編への意欲を見せる一コマも。

エマも「またみんなで集まってこの作品をやりたいと思ったのは、この作品の持つスピリットがユニークだからだわ。ゾンビ退治のアクションが満載でありつつ、作品の核として、ハートがしっかり詰まっている。世界の状況がどうであれ、愛する人や、大事な人を見つけたいというね。本作は前作の精神をしっかりと引き継いでいるし、私たち全員にとってとても大切な作品だわ」と、この作品が自身にとって重要な作品であることを強調した。

監督&脚本コンビも売れっ子に


本作は監督を務めたルーベン・フライシャーも『ヴェノム』が大ヒットしたばかり。ウディは「ルーベン・フライシャー監督はマジシャンだね。コメディでありつつ、感動もできる。素晴らしい作品だと思うよ」と語り、その手腕を高く評価。またジェシーは、「10年待って、様々な脚本家のドラフトを経由し、最終的に前作の『ゾンビランド』や『デッドプール』も手掛けたポール&レットが素晴らしいものを書き上げたんだ。とても興奮したよ」と、こちらもすっかり一流となったレット・リース&ポール・ワーニックの脚本を絶賛した。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
彼らお馴染みのキャストに加え、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のリー・トンプソンを母に持つゾーイ・ドゥイッチをはじめとする新キャストも登場。ジェシーは、「ゾーイは、信じられないくらい面白いんだ。そして僕のそっくりさんを演じるトーマスも素晴らしいコメディアンであり俳優である。こうやって前作からのダイナミクスが変わることは大歓迎だね」と、新キャストの参加を歓迎。エマも「みんな素晴らしいわ! ゾーイもとても素敵だし、映画の中でとっても面白い存在なの。ロザリオ・ドーソンやトーマス・ミドルディッチ、ルーク・ウィルソン…皆最高よ」と称賛した。

「みんな楽しんで、そして笑ってくれるといいな」とエマ


最後にジェシーは、「観客が僕たちと同じくらい笑ってくれることを願っているよ。僕にとって、前作と同じくらい面白くて、素晴らしくて、スイートな存在なんだ。撮影中僕らはずっと“これは面白いよね”と思いながらやってきたし、観客にもそう思ってほしい」とコメント。

エマが「みんな楽しんで、そして笑ってくれるといいな。そして今いるこのクレイジーな世界からの逃避を楽しんでほしい。その逃避する世界もまた大惨事なんだけどね!」と本作の魅力をアピールし、プレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。

『ゾンビランド:ダブルタップ』ワールドプレミア
『ゾンビランド:ダブルタップ』は11月22日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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